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感情は絶対的に正しいものではないのです。認知の結果が感情です。

2015年01月27日 | 対人緊張症 神経症 うつ病
感情は絶対的に正しいものではないのです。認知の結果が感情です。


心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋


感情は絶対的に正しいもの、絶対的な存在ではありません。

特に、対人緊張症や神経症、鬱病の人たちが感じている怖い等の感情は他の人たちとは違う間違った感情なのです。

心理療法ハッピーライフに来られている人たちは、まず皆さん、間違った恐怖心を感じています。


例えば、人に変に思われたり、人に嫌われたら、多くの人たちは『嫌だ』という感情が出てきます。

しかし、対人緊張症や対人の問題のある神経症や鬱病の人たちは、『嫌だ』と『怖い』が同じになっていますから、強い恐怖を感じます。

更に具体的に言うと、人前で緊張してどもったとしても(吃音)、多くの人たちは『恥ずかしかった』くらいの感情しか出ませんが、精神科や心療内科に行くほどの人たちは、どもったら恥ずかしいを通り越して強く怖いという感情を感じているから、吃音を苦にして人生を振り回しているのです。

しかし、他の多くの人たちからしたら、吃音したくらいで何で学校に来ないのだろうか? 会社を辞めたのだろうか? という感じで不思議がります。

何故ならば、多くの人たちは、吃音しても恥ずかしいと感じるだけだからです。

そもそも対人緊張症や神経症、鬱病の人たちは客観的な情報が他の人たちより得られていないのです。

客観的な情報不足から、認知の歪み(他の人とは違う感じ方、違う考え方など)が生じて、人生がうまく行かなくなったり、対人緊張症や神経症、うつ病という医師に言わせると病気になっています。

(原因から見たら対人緊張症も神経症も鬱病も極まれな例外を除くと病気ではありません。大丈夫です。)