対人緊張症は症状をなくせば解決でしょうか? 症状はあるけれども対人緊張症の考え方、感じ方がなくなれば解決でしょうか?
昔、流行った究極の選択というクイズみたいですが、
対人緊張症の人たちに質問します。症状と対人緊張症独自の考え方、感じ方の両方をなくす事がもちろん一番良いのですが、
どちらか一方だけを選べ、という事になったらどちらを選びますか?
A あなたの対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害、社交不安障害)は症状(赤面、吃音、多汗、緊張時の引きつり、緊張時の手足の振るえ等)は症状がなくなれば問題解決になりますか?
B あなたの対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害、社交不安障害)は症状があっても、対人緊張症独自の考え方、感じ方(人に変に思われたら怖い、人に嫌われたら怖い)を多くの対人緊張症ではない人たちの考え方、感じ方(人に変に思われたら嫌だけれども怖い事ではない、人に嫌われたら嫌だけれども怖い事ではない)に修正できれば問題解決になりますか?
答えはBになります。実際に、症状だけをなくす方法があります。具体的には、吃音をなくす為だけのの話し方教室の独特の話し方、手足の多汗をなくすために、手足の交感神経を切断してしまう外科手術とかがありますが、症状がなくなっても他の症状を引っ張って来たり、症状はなくても対人緊張症(人前でおどおどする等)はそのまま続きます。
逆に、対人緊張症ではない多くの人たちと同じような考え方、同じような感じ方になったら、症状もなくなりますが、仮に症状があってもほとんど気にする事のない人生になります。
★心理療法ハッピーライフ 対人緊張症撲滅キャンペーン5/15~6/15 詳しくは昨日(2019年5月13日)のブログをご覧下さい。