帰ってきた特派員報告

2004年に沖縄移住しteacupブログ開設→gooブログへ引越し

キリンビール海外撤退

2013-01-25 00:37:00 | ノンジャンル
大手ビール各社が海外シフトを強める中、キリンホールディングス(HD)が国内事業への回帰に経営のかじを切った。シンガポールの飲料大手フレイザー・アンド・ニーヴ(F&N)との資本関係を解消せざるを得ないような状況に陥るなど、海外事業の苦戦が背景にある。


キリンビールが海外撤退というニュースをみて思うに。。


ワタクシもかれこれ30年近く各地のビールを飲んでいるんだけど、あれってけっこう季節や風土がものをいう飲み物なのね。

沖縄の暑い夏のビーチではもちろんオリオンだし、北海道のジンギスカンならたぶんサッポロがしっくりとくるだろう。 
寿司屋ならエビスってとこかな。
東京でオリオンビールのんでもちっとも美味くないんです。

中国みたいに黄色くてシュワシュワしてればいい地域のビール戦略は2008年ころからの出資で、なんとかなっているようですが、欧米で日本のビールを飲ませるにはそれはそれは長い戦いが必要です。

季節感がない国では、じっくりとイメージ戦略を練り込まなきゃ太刀打ちできないんですね。

ドス黒いにもかかわらず世界中で愛されているギネスビールがどのような広告戦略をとっているかというと。













うう、、 大人の飲みものだ。

でも、普段キリンラガーを飲んでるおじさんの視点からすると「なんじゃこれ」ですよね。

サントリービールは、黒字化するのに45年間もかかったってんだから、日本の市場がちょっと特殊なのかな。

世界に挑戦したキリンが5年くらいで日本にすっとんで帰ってきちゃいましたのでここはひとつ労ってあげましょう。

今週は桜が満開の沖縄です。 なのでごめん、やっぱ今宵はオリオンで乾杯。 





        ギネスみたいにちびちび飲まないぜ!





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