知りあいの料理屋で
御節を作ってもらってから
早や8日が経った。
一年の計も未だ立たぬまま
初夢には怖い幽霊があらわれて
ぼくを土中に引きずり込む。
その幽霊の顔に見覚えがあるのだが
夢からさめるとどうしても思い出せない。
ぼくはいつも眠りが浅いので
よく夢をみるが
たいがいは怖い夢。
やはりこの世のどこかには
怖いところがあるのだろうか。
ゆうべは
元やしおロータリークラブの仲間が集まって新年会。
皆 還暦を過ぎているというのに
ステーキの朴葉焼きを食べながら
わいわいきゃあきゃあ
とりとめのない話に夜が更ける。
いっしょに騒ぎながら
・・・・・人間、こんなものだろうねえ
ちょっぴりさめている。
破魔矢受くおんな俄かに華やぎぬ