ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

祈りのトスカーナ

2010-04-16 15:56:34 | 日記・エッセイ・コラム

はじめてその歌声を聴いて感動したサラ・ブライトマンが
自らデュエットを申し込んだという盲目のテノール歌手
アンドレア・ボッチェリ・・・・・・
叙情的なこの優しさと哀愁はどこからくるものだろうか。

テノールとは〈 包む 〉という意味があるそうで
まさしくその優しさに抱かれてゆくような思いがして
サラの方から秋波を送ったというエピソードも
よく理解できる。

きょうも新しいCDが二枚届いた。
ゆであずきを頬ばりながら
ボッチェリの故郷トスカーナ地方に思いをはせている。
    
夢の中でいつも君は香りとともに居る
      夢に見る景色はいつまでも変わらない
      そして永遠へと続く道を僕らは歩いて行く
                  「夢の香り」 より


まるで気温の狭間に落ち込んでしまったような
きょうのこの寒さ・・・・・
急遽、バーベキュウの予定を
三日後の月曜日に変更してもらう。
この寒さでは桜も満開のまま持ちそうな気がする。

     花冷えの花を横目に鴨なんばん