一年365日の速いこと速いこと。
今年もまた
県芸術祭文芸賞の審査選考会がめぐってきた。
つい数ヶ月前のように思えても
もう一年が経つ。
事前に手元に届けられている56編の詩作品を
しっかり読みこんでから
本日の選考会に出席する。
会場は宇都宮市内のニューみくら。
20年前
私がはじめて応募した作品が
準文芸賞に選ばれ
それがきっかけで今こうして詩作がつづいている。
あの時の感動がなかったら
詩はやっていなかったかもしれない。
そのことを考えると
預かった原稿を些かもおろそかには出来ない。
一人でも多く
若い人の作品が
他の審査員にも取り上げられることを願っている。
受賞の感動と
詩作への情熱を抱いた新たな詩人が
生れ育ってくれたら
審査に携わった者として嬉しいかぎりだ。
白地着てかかる貧乏ゆすりとは