新年を迎えて早やも8日。
今日は成人の日。時は流れ星のように飛び去ってゆく。
永遠という一瞬、一瞬という永遠。
青年のころ僕は時間について少しでも考えたことがあっただろうか。
時間がこれほど儚く消えてしまうとは考えも及ばなかった。
今になってようやくその実感を理解している。
僕は人生に何を残しただろうか。
人に誇れるものは何があるだろうか。
55年前の成人の日を振り返りながら先達の含蓄ある言葉を思い浮かべる。
30年も会っていない友人から年賀状が届いた。
独居生活者となって悠々自適、兼好法師の心境にあるようだ。
一週間ごとにヘルパーがやってきて
身体を洗ってくれながら
このごろ髪の毛が増えてきたという。
そんなバカなことが----
と、笑いながらちょっとばかり嬉しさもあるのは
相応の歳の所為だろうか。
鳥影か小枝の影か寿げる
今日は成人の日。時は流れ星のように飛び去ってゆく。
永遠という一瞬、一瞬という永遠。
青年のころ僕は時間について少しでも考えたことがあっただろうか。
時間がこれほど儚く消えてしまうとは考えも及ばなかった。
今になってようやくその実感を理解している。
僕は人生に何を残しただろうか。
人に誇れるものは何があるだろうか。
55年前の成人の日を振り返りながら先達の含蓄ある言葉を思い浮かべる。
30年も会っていない友人から年賀状が届いた。
独居生活者となって悠々自適、兼好法師の心境にあるようだ。
一週間ごとにヘルパーがやってきて
身体を洗ってくれながら
このごろ髪の毛が増えてきたという。
そんなバカなことが----
と、笑いながらちょっとばかり嬉しさもあるのは
相応の歳の所為だろうか。
鳥影か小枝の影か寿げる