ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

花まつり

2009-04-08 13:06:54 | 日記・エッセイ・コラム

きょうはお釈迦様の生まれた日。

万民を救おうと
恵まれた暮らしを棄てて生涯を布教に捧げた。
その教えは弟子たちへ
さらにその弟子たちへ引き継がれたが
引き継がれるほどにその教えは
細かな宗派に分れ
お釈迦様の真の声から少しずつ変化していった。

歴史が示すように
真実は主観と時代的背景の中で脚本が加えられ
いつの間にかフィクション性を帯びる。

「天上天下唯我独尊」
今風なら世界でたった一つの花・・・ということだろう。
だれのいのちも どんないのちも
一つ一つが尊いという意味であろう。

しかし、今どうだろうか。
毎年二十万頭の犬猫が殺処分され
みどりの森林が伐りたおされ
子どもたちがやせ細って餓死している。
いのち、大切にされているだろうか。

ふと、末法の言葉が脳裏をよぎる。

     うめさくらこぶしなのはな北の春


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