ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

お彼岸によせて

2009-03-22 11:11:16 | 日記・エッセイ・コラム

県詩人会の役員会があった。
会場はU市内にある古い民芸調のサロン、
ブランディー入りの甘いケーキと珈琲を戴きながら
和気あいあいの会議。

ご多分に漏れず当会も高齢化が進み
マンネリズムの要因となっている。
詩は比較的若いうちから書いている筈だが
現代の若い人たちは一人遊びが得意らしく
組織に所属したり グループでの活動にあまり関心がないようだ。

かかわっている別の団体もやはり
若い人の入会がままならず
会員の高齢化に憂慮している。

皮肉なもので社会が成熟するほど
高齢化が進むようだ。

墓参りした折
墓碑に刻まれている人たちの何と年若いこと。
享年30代 50代 60代と・・・・・・・
自分がこの歳になってくるとつくづく感慨深くなる。

その人たちは最期を迎えたとき
人生をどう思っただろうか。
全うしたという充足感に抱かれただろうか。
幸せだったと笑っただろうか。
それとも無念に思っただろうか。

人生80年の今日を知ったら
きっと驚くにちがいない。

ところで
ぼくが今、眼を閉じるとしたら
その瞬間 ぼくは何を思うだろうか。

宅配便がダンボール三つ抱えてきた。
一つは瀬戸内(豊島)の友人から柑橘類のミックス。
あとの二つは城崎から一夜干しのカレイとハタハタ、
それに朝市で仕入れた惣菜の数々。
今日も近所へ配ることとなる。


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