ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

よきライバル

2009-03-29 14:07:35 | 日記・エッセイ・コラム

同人誌『馴鹿トナカイ』の合評会があった。
出席は8名、
誰もがフランクに意見を述べることができるベストな人数。
午後2時より5時半まで
お互いの作品に対して厳しいエール交換となる。
終了後は近くの中華料理店で懇親会。

おいしい食事と愉快な会話に
たちまち焼酎のビンが空になる。
(下戸は食べることだけに専念)
あちこちの同人誌をわたり歩いてきて
当会にたどり着いた新会員が
〈こんなに面白い同人誌は初めて!〉と、はしゃぐ。

われら『馴鹿
トナカイ』は会員数こそ多くはないが
互いに相手を認め尊重し合いながら
主宰を中心にしっかりまとまっている。
わたり歩いてきた詩人には
ようやく安住の地を探し当てた気分であろう。

          おぼろ
     朧の奥の億光年の彼方から
     あらわれ
     朧の奥へ消えていく
     一匹の白蛾
     だれの魂だろうか
     朧の果ては豊潤な銀河である


         


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2 コメント

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 いつも思うのですが、「詩人」という人達は難し... (十五夜)
2009-03-30 11:02:51
 いつも思うのですが、「詩人」という人達は難しい漢字を使いすぎます。
そうしないと詩にならないのもわかりますが。

読めない‘あたい’が馬鹿なのね!と言われれば、その通りかも。

お店がお客様のことを考えないで仕事をしているようなもの。     

自分達の世界だけでいい というのならそれでいいのですが。
せめてルビくらいふってほしい と思っている人は多いと思う。

「おぼろ」雰囲気はわかります。
     
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うさぎさん。 (ベンベエ)
2009-03-30 11:35:19
うさぎさん。
〈あたい〉が馬鹿なのではないですよ。
ひらがなだけの詩もあれば、カタカナだけの詩もあって、雰囲気を出したいだけなのね。でも、ご指摘には気をつけます。  「おぼろ」の雰囲気、わかってくれてありがとう! これはとある俳句結社から頼まれて書きましたの。
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