柿すだれ

里芋、大根、椎茸を頂いたのでゴボウと真イカと共に炊く。

味のベースは醤油。
「北海道まるだし」を使うので美味しく仕上がる。
和食屋さんのような匂いが部屋中にたちこめ　
さながら私は和食の鉄人。

後片付けは弟子の女房にやらせる。

そこに折りしも
お隣さんから焼きたてのシュークリームが届けられる。

よって本日の昼食は筑前煮とシュークリーム。

-----ああ、日本は豊かだ。

今年もエコポエムの審査が終わった。
選考委員の好みもあって
全員一致の作品というのはなかなか難しい。


　　　　　竿灯のごとし軒端の柿簾

冬隣り

きょうはロクサーヌの四十九日。

無事天国の門に辿り着いただろうか。
ママオンリーのわがまま娘、
向うの皆に迎え入れてもらえただろうか。

ステキな黒猫だから珍重視されているかも。

好物だったカレイの一夜干しを供える。
グルメな彼女は縁側の所が好きで
焼きたての熱々を旨そうに食べた。

猫舌なんてあやしいものだ。

シロタンが元気でいてくれるので救われる。

外猫のトンとネムが寝床をめぐって争っている。
両方とも平等に暖かい寝床があるのに・・・・・


　　　　　ワルツとも障子に映る秋日影

成長へ

なにはともあれ
日中韓首脳会談が開かれたことは有意義だった。

三首脳が会話し握手したことに意味が有る。
共同声明にことさら具体的な進展は見られなくとも
これをスタートとして考えれば悪い事ではない。

「被害者意識」という日中韓に一つの共通点がある。

この意識の壁が厄介なもので
互いに前に進めないでいるのだ。

Understand(理解)
相手の下に立って相手の気持ちを察すること。
もう70年も過ぎた。
戦争という狂気の中で起きた仕方ない事こともある。　

わびる　ゆるす　わすれる　　
人間、成長の道を進んでいきたい。


虫食ひのまさにアートや柿落葉