心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

胡耀貞老師の話

2011-11-20 08:01:53 | 老師の話

なんどかご紹介している気功家の津村喬さん。

多くの中国の一流気功師の先生方と交流があり、その知識も膨大な方なのです。

私は、そんな大先生とは全く知らずに知り合いました。

宋老師の気功が大好きな私、

その様子を見て紹介してくださる方がいたのです。

当然知っていると思ったのか…

紹介するにあたり何も言われなかったので

まったく知らずに…

だから

最初は私の話をただただ面白そうにしていらっしゃいました

 

そして、ブログや本を通して多くの気功の魅力をくださった方です。

本はおすすめです!

中国の一流の先生方との縁もくださいました。

どの先生も本当に素晴らしく

違う角度からの学びを通し

広い目で気功を見ることができるようになった気がします。

 

凄いなぁ素敵だなと思える他の先生方は

宋老師ともお互い知った仲なので

安心して教われました。

私を通して、その老師でもある宋老師のことも大切にしてくれ

そのうえで教えてくださいます。

 

そんな縁をくださった津村さんの気功文化研究所のブログ

そこに胡耀貞老師のことが書かれていて…

この話…宋老師の話にもよく出てきます。

だから、紹介させていただこうかなと思いました。

      

二十世紀の前半を生きて、七三年に亡くなった、中国気功と武術界にもっとも大きな足跡を残した治療家であり、武術家でした。道家の拳法では頂点に立つ人でした。陳式太極拳で有名で日本のお弟子さんも多い馮志強先生が若い力自慢のころ、胡さんにお目にかかって、「かかってこい」と言われて、小さな老人だったのでためらっていたが、ころころ翻弄されて腹を立て、本気で飛び掛ったら「背中が天井に着く」投げられ方をしたと回想していました。
武術家としても有名だったが、仕事は治療師をしていました。無極針とよばれる臍への針でなんの病気でも治してしまうと評判になりました。そして回復期の病人には自発動を指導しました。胡耀貞の患者で有名な気功指導者になった人に趙光(西苑医院の医師で外気治療で一世を風靡した)、焦国瑞(中医研究院の鍼灸主任医師で日本の気功界にも大きな影響)、趙金香(八十年代に大流行した鶴翔庄の指導者)などがいます。焦国瑞が胡耀貞から受け継いだ五禽戯は早くから香港で大評判になり、日本でも「神技」と評価されて天声人語にも載りました。われわれには親しい存在である張宇さんの外丹功・五禽戯も胡耀貞の系譜を引くものです。

コメント (2)
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