心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

二十四節気 「雨水」

2023-02-17 11:04:00 | 季節の話(二十四節気他)

19日は二十四節気「雨水」です。

 

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季節の移ろいは、

私たちを取り巻く影響の変化でもあります。

その時期の特徴を知って

無理なく過ごせるといいですね!

 

そういう過ごし方を

身につけるのが養生です。

 

 

参考までに「人民中国」さまより

毎年、太陽暦の2月18日前後が雨水にあたる。このころ、春風が吹き渡り、氷や雪が融け、雨水が増えることから、雨水と言う。人々はよく、「立春過ぎれば日々暖かくなり、雨水は忙しく肥料を施す」と言う。土の表面が夜凍り昼融けて、柔らかくなり始め、小麦の発芽によいので、種まきに適する季節である。唐代の詩人杜甫の詩に「好雨時節を知り、春に当たりてすなわち発生す。風に随いて潜かに夜に入り、物を潤して 細やかにして声なし」という。これは、農耕時代の人々が雨水を心待ちする気持ちを表現している。民間の諺にも「一場の春雨 一瓢の油(春雨は油の如く貴いものだという意味)」という。

雨水の節気になると空気が潤い始め、照りつける暑さもなく、養生にとってよい季節である。漢方では、体に栄養をつけるため、まず脾臓と胃を保養すべきとする。現代医学の実験で、脾臓・胃を保養すれば、体の免疫力を高め、老化を防ぐことが明らかになった。保養の方法は、状況に応じて飲食と薬物で調整する。精神的な調節は、元気を養うため、雑念を払い、欲望を押さえ、仕事に没頭し過ぎないことも心がける。

雨水節気の後、子供たちは戸外で運動し、年寄りも外に出て散歩する。しかし、この時期は寒気団が依然ひんぱんに活動し、天気が落ち着かず、一年で寒波が最も多い時節の一つなので、人の情緒の波動と心身の不安が、体の健康に影響を及ぼす。高血圧、心臓病、喘息の患者はとくに注意が必要。持病の再発や新たな病を誘発することもある。温かくして寒さを防ぐこと。中国人は古くから「春は厚着、秋は薄着」という。できれば、進んで養生鍛錬法を取り入れて気分の安定を保つのもよい。雨水の時節の栄養補給は、軽くて吸収しやすい食品がよく、濃い味、脂っこい物は避ける。伝統的に、この節気は、地黄粥、防風粥、紫蘇粥を食べ、脾臓や胃を養う。ニラ、チャンチン、百合、山芋、大根など、脾臓の気を養うものを使ってもよい。

 

養生は以下からどうぞ

雨水(うすい)

 


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