ハーブの雑学記

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季節の旬ハーブ&アロマ「ネロリの旅」講演会 

2013年06月08日 | 楽しむハーブ
ハーバルライフを提唱する「生活の木」の主催で
神戸校で 著名なアロマリスト佐々木 薫さんを迎えての『チュニジア・輝く女性を求めてネロリの旅』と題する講演会がありました

ネロリとは柑橘類の一種で ビターオレンジの果実
イタリアの かってのネロラ公国領主から「妃アンナ・マリア」にささげたアロマの強いビターオレンジに付けられた果実名
特別愛のこもったアロマ豊かなオレンジとみる

イタリア展などでバレンシアガオレンジ・ルビーグレープフルーツを目にしたり 聞きはするけれど 現在ビターオレンジ(ネロリ)をはじめベルガモットなども 産地はイタリアを離れ 香りの聖地フランスの元領有地に移動しているとか……
今回はイタリアから見ると地図上真向いの チュニジアのネロリのお話

   佐々木薫さん


今回の展示品の一番はネロリの香り
目に見えないけれど会場いっぱいに広がったネロリに 大公妃の思いを想像すると~


               


栗林公園に展示されている(平賀源内が薬草を煎じて精油を取り出した)ランビキと同じような装置の ブリキで作られたチュニジア製ランビキも説明されびっくり




香りやハーブは匂うことは勿論だが そのものにまつわる歴史やストリーがすごく楽しい
いいことばかりではなく 戦争や諍いも含まれているのは残念だが

久しぶりの神戸で市内外をぐるっと回る『シティ・ループ』に乗ってみる 市内を約70分で一巡する乗り降り自由なバスで 平成2年から実に23年の歴史を持つらしい

          
 

レトロな建物などを見て元町商店街を歩くと 阪神淡路大震災で被害にあった 商店街関係者のことばが刻まれて敷き詰められていたレンガの路地を幾筋も発見した