国指定の重要文化財が多い、永平寺を本山とする徳島県では現存する最古の曹洞宗の禅寺ということで心ときめかしていました
創建が白雉元年(650年)らしいので徳島の知り合いが血天井の!?とか 騙し討ちの!?とか言うのでちょっとその方でも興味はありましたが 意外と「紅葉の名所」とは聞こえてきませんでした
ナマズの泳ぐ綺麗な川辺を通り
さすが法隆寺っぽい佇まい(ちょっと先入観に影響されている)の境内
中でも平安時代末期の作とされる木造「聖観音坐像」はかなり薄暗い観音堂に安置されているためかなり長く目を凝らして覗いていないと輪郭さえ見えません
立ち上がれば身の丈4.8m(1丈6尺)ということでこの仏像が寺の名前の由来ともなっているそうです
徳島県内でも 観光バスの立ち寄らない隠れた紅葉の名所です
紅葉狩りには10日くらい先のほうが良かったようですが 道中の田舎の風景 風に揺れるコスモス 枝に残った柿の実
TV「やすらぎの郷」みたいなことを考えつつ この寺を建立し保存してきた 昔の人ってすごいなぁ と思ったのです
さあ 紅葉狩りに行ってらっしゃい!!