ハーブの雑学記

ハーブ・紅茶・キャンドル・食・街
いっぱい興味があります 「あっ見ぃーつけた」をテーマに。

女性教室のハーブ展をお手伝い

2005年09月30日 | 楽しむハーブ
文化の秋が深まってコミュニティの作品展があちこちで開かれます。

ドライフラワーにした数々のハーブでリースやファンを作りました。
基材がバラィティに富んで思いがけない作品になっています。

特に高齢の女性の指先の器用さは賞賛ものです。

ハーブクラフトは一時ほどの過熱はありませんが、 香るものにさわり作るプロセスの楽しさは変わりません。



ホップのアーチです

2005年09月29日 | 楽しむハーブ
偶然札幌に行く事になりました。
飛行機でたった1時間30分でさらさら空気の北海道ですから感激ものです。サッポロビール園前ホップをカメラにおさめました。

ドイツではホップ街道があってホップを競い合うコンテストもあるそうですが、どのようなものでしょうか?


花の蕾を摘みとられ

2005年09月25日 | 楽しむハーブ
1ケ月半位かかって漸く仕上がった香り玉「ポマンダー」です。

中身はレモンです。周りの大仏さんの頭状の物はクローウ゛というスパイスの粒状のもの。このスパイスの正体は実は花の蕾です。本来は十文字の白い花が開花するのですが、その前に摘みとって乾燥すると肉のクサミ消しや防腐剤として効果大で広い大陸で利用したものです。

レモンにクローウ゛を刺しこんで果汁をとばす様に乾燥させたのがこのポマンダーです。
その効用は…と言うととても長くなるので次回にネ


北の大地『札幌」が発祥の地

2005年09月24日 | 楽しむハーブ
明治時代の開拓使、薩摩藩士の村松久成がはじめて官営のビール工場を札幌に作ったということで、記念の胸像が建立されたと報じられました。

ビールは紀元前すでに 麦のおかゆにナツメヤシやニッキ・蜂蜜で味付けされたものの存在が明らかで、紀元後はヤロウ・セージ・ローズマリーなどが風味用として使用され、15世紀に日持ちが良いこと、芳香があることからホップがこれらに変わり、日本では酒税法の関係で本ビールには「大麦・ホップ・水」のみと、今だにこの製法が守られています。

ビール工場に隣接して大きなハーブ園があった丹原の「梅錦ハーブガーデン」が6月には ハーブガーデン・ビール工場ともに閉鎖してしまったのはどちらも好物だった私には大きいショックでした。



エデンの園のあのシーン…

2005年09月22日 | 楽しむハーブ
産直の朝市に、昨日地元の果物イチジクが山積していました。

イチジクといえば、聖書の中でのアダムとイヴのあのシーンを思い出しますよね。そう、禁断の実を食べた二人が自分たちの体をイチジクの葉で覆ったという記述がとても有名です。イチジクは聖書の中で57回も名前の出てくる大切な木です。

たくさん買ったので今日はイチジクの赤ワイン煮を作りましょ。

①赤ワインと、赤ワインと同量のグラニュー糖、赤ワインと同量の水を入れ、皮を むいたイチジクをひたひたに浸かる位4.5ヶかな、香り付けにはシナモンステ ィックをポキッと折って 入れる。
②落とし蓋をし強火で煮立ったら、弱めの中火にして15分ほど、煮汁につけたま ま冷まし、冷蔵庫で冷やす。

どこのレストランにも負けない美味しさ‼

口の中でブチブチする種がほんとはイチジクの実で、実だと思っているのは花托だというのを知っているかしら。

褐色の恋人はだれ?

2005年09月21日 | 楽しむハーブ
近くの小さな公園脇の街路樹にシナノキが選ばれました。

シナノキはフユボダイジュとナツボダイジュの交配種で降雨量の少ないこの地には最適種と聞いた。

ハート型の葉っぱの脇に6月ごろには竹とんぼみたいな苞がぶら下がって可愛い。また花は開き始めると甘ーい良い匂いが一面にただよう。

ボダイジュといえばお釈迦さま…修行中にこの木の下で倒れそうになっていたのを
村娘スジャータが栄養高い飲み物を運んで元気を取り戻すことになったと聞く。

車に乗っていて前を褐色の恋人「スジャータ」と大書したバンが走っていて思い出した。公園のシナノ木に水を遣ったり、落ち葉を掃除する恋人は現れるかなぁ。
 

我が家の庭にロケットが

2005年09月13日 | 楽しむハーブ
宇宙飛行士の野口さんや小惑星イトカワを探査する「はやぶさ」など夢が大きく膨らむロケットが話題になっています。

我が家の庭にもロケットがいますよ。

…といってもこのロケットはハーブの名前。

別名をルッコーラといいますからイタリア料理好きの人にはお馴染みですよね。

春桜の頃に撒いた種からほうれん草に似た葉っぱがつぎつぎ成長して、秋口の今まで毎日のサラダに大活躍です。ほんのりゴマ油の香りがするので食欲がそそられます。

花を咲かせないようにどんどん葉っぱを摘み取っていくとずいぶん長く風味を楽しめます。秋には花の後の種がこぼれて手間なく増えていきます。

ハーブの本ではエルーカで載っているかもしれません。

コンランは博士のせいかも?

2005年09月12日 | 楽しむハーブ
アールグレイ茶を飲むときのコンランを書いたけど、こんなんコンランでないよ…と言われた。おやじギャグだとね。

アールグレイの香りはベルガモット、この名前に2つの語意があって一つは例のオレンジの名前。ここでもう一つの方を。

ハーブの一種のベルガモットは原産地北アメリカ、はっとするように赤く、小花の間から伸びる苞がまるで花火のように飛び出した魅力的な姿の、しかもさわやかな芳香のある植物で学名はモナルダ。と言ったのはアメリカ系の植物区系を記したスペインの植物学者Dr.ニコラス・モナルデ博士。

この芳香がアールグレイティに酷似している。

ここで昨日の伯爵が登場してコンランする。

またハーブのベルガモットはインデアンティとも言うんだってね…とアールグレィをずんずん離れてコンランするというわけです。