2/16(土)南房総市で行われた「第29回南房総フラワーマーチ」1日目23kmコースに参加しました。
宿泊した館山のホテルから会場の千倉保健センターまで車で30分。8:00に会場に到着しました。
8:45から出発式。南房総市はベルギー・フランケンベルグと姉妹都市、ベルギーからの参加者も紹介されていました。
9:00スタート。出発前の「激」はありませんでした。スタートでは、千葉県のゆるキャラ「チーバくん」、南房総市の「みなたん」、南房総の「なんぼーくん」が見送ってくれました。
千倉中学校の所が35k、23kの分岐点。23kは、高家(たかべ)神社の方に向かいます。
高家神社は、祭神は、磐鹿六雁命・天照皇大神・稻荷大神を祀っています。高家神社は、日本で唯一料理の祖神を祀る神社として、料理関係者や味噌醤油などの醸造業者からの信仰を集めてきました。
現在でも、毎年行われる「庖丁式」を中心に多くの料理関係者が参拝に訪れます。
毎年10月17日と11月23日に行われる「庖丁式」は、烏帽子・直垂を纏い、包丁と箸のみで一切手を触れることなく、鯉・真鯛・真魚鰹などをさばく厳粛な儀式です。平安時代の宮中行事を再現し、
古式に則った所作と包丁さばきに、日本料理の伝統をかいま見ることができます。
高家神社から長い上り坂が続きます。ここで私の鼻がむずむずし、また眼もかゆくなりました。花粉症???
用意していたマスク、サングラスをつけ歩きますが、サングラスが曇ってきましたので外しました。今年も私の下に来てくれました。誠に迷惑な訪問者です。
林道千倉線に入りました。古い隧道を通ります。この隧道真っ暗で何も見えません。今日は大会ですので大勢の人で通っていますが、一人だったら怖くて通れません。
こういうのが里山でしょうか、道の両側には、竹林があります。千倉は、竹細工も有名です。中でも団扇は日本三大団扇の生産で知られています。
そんな中、畑の中に竹で囲ったものを見つけました。ちょうど中学生の団体と遭遇しましたので中学の先生に聞きますが、わからないそうです。
帰って調べましたら、この囲っているものは、「楽屋(がくや)」といって、楽屋の中には、お正月の縁起のいい「千両」が植えられています。
千両は、強い直射日光を嫌うので日陰を作る為、竹で囲われているそうです。
約8kmぐらい歩いた所の「畑青年館」が1回目のチェックポイントです。(このあとチェックポイントはありませんでした)
安房(あわ)白浜トンネルの前に「海底地すべり地層」があります。平成22年4月に開通した安房グリーンラインの工事により発見されたものです。
第三紀鮮新世から第四紀更新世(およそ400万年前~100万年前)に堆積した千倉層群・畑層の砂岩泥岩の層で、200万年前に起きた大地震によって液状化し、「海底地すべり」を起こして堆積したものです。
里山を抜け、名倉海岸に出てきました。ここからは、海岸線を歩きます。南房総の海岸線は、岩などが隆起しきれいな海岸線を形成しています。
Wikipediaによれば、房総半島と西側で向き合う三浦半島(神奈川県)は、元々は2000万年前から1500万年前の太古の時代に太平洋の深海底で太平洋プレート上に降り積もった堆積物に由来する。
太平洋プレートが海溝においてフィリピン海プレートの北上の影響で大陸プレートの下に沈み込む際に堆積物は剥離して積み上がり、約50万年前には海面上まで隆起し、三浦半島や房総半島のもととなった。
そのため、これらの半島には地層中に火山噴出物が多く含まれている。
NHK「ブラタモリ」のタモリさんが好きそうな地層ですね。
魚の干物を加工している所があります。ウォーカーの皆さんが立ち寄られているので私達も行ってみました。干物を買うとご希望によりその場で焼いてくれます。
私達もウルメイワシ(@30)を焼いてもらいました。丁度いい塩加減でおいしかったです。お酒があれば、なおさらです。
南房総は、年間を通じて暖かい気候に恵まれ、花の栽培が盛んです。歩いているとキンセンカ、金魚草、ポピー、菜の花などの花が満開です。
花摘みもできることから休日にはたくさんの人が来られています。近くに住んでいたら私も花摘みをしたいくらいです。
千倉大橋を通ります。この橋には、人魚姫などのオブジェがありました。
道の駅「潮風王国」です。ここからゴールまで6km。
13:45 ゴールしました。今日は前半の上り坂が多かったので疲れました。ゴールでは千葉県のゆるキャラが出迎えてくれました。
1日目のウォーキングをヤマップに記録しました。こちらです。↓
https://yamap.com/activities/3125447
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