6/11(土)ふくおかウォーキング協会サタデーウォークは、「小戸(おど)公園散策」でした。
今日は、朝から雨模様。この雨で北部九州は梅雨入りになるかもしれません。
集合場所は、JR下山門(しもやまと)駅、参加者は22名。雨の為参加者が少ないかな・・・・
9:30スタート。
生の松原へ入ります。この生の松原は、神功皇后が新羅遠征の際、松の枝を逆さに挿して戦勝を祈ったところ、松の枝が根付き生き返ったという逆松の伝承があります。
私が子供の頃は、ここに生の松原海水浴場がありました。
生の松原海岸からの眺望。天気が良ければ絶景ポイントなんですが・・・・
生の松原にも元寇防塁が復元されています。
蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)には、この地区を担当した肥後(熊本)の竹崎李長一行が石塁と共に戦ったのが描かれています。
博多織工芸館で休憩の後、小戸(おど)公園に入ります。
全国の神社の神主さんがお祓いの決まり文句に
「筑紫の日向(ひむか)の橘(たちばな)の小戸の阿波岐原でイザナギの大神が禊祓いをされた時に生まれた大神たちよ。いろいろな災難や罪や穢れを祓ってください、清めて下さい。」
黄泉国より帰還した伊耶那岐命(みそぎの場面では「伊耶那伎大神」と表記される)が、自らの体についていた黄泉国の穢れを洗い清めるためにみそぎを行った地。このみそぎによって、
いわゆる住吉三神の「底筒之男命」「中筒之男命」「上筒之男命」や、阿曇氏の祖神である「底津綿津見神」「中津綿津見神」「上津綿津見神」などが成り、最後に「天照大御神」「月読命」
「須佐之男命」の三貴子が生まれた。
天照大御神の生誕地説は、宮崎県が有力ですが、ここ福岡の小戸も候補の一つです。筑紫=北部九州、日向=糸島市と福岡市の市境にある日向峠、小戸=小戸の意味は水の流れが狭った所、
また、神功皇后が三韓征伐からご帰還の際,この小戸の浜に上陸され,濡れた衵(あこめ)の御衣を乾かされたので衵ヶ浜、後に転じて姪浜となりました。
小戸公園内には、「小戸大明神」があります。説明看板には、
海中から引き揚げられた銅矛2本が神宝とされ,享保10年(1725年)福岡藩六代藩主黒田継高が社殿を建立しました。小戸大神宮は神代の昔,伊邪那岐命が御禊祓の神事を行われた尊い地であり,
皇祖天照皇大神を始め住吉三神,他神々が御降誕され,神功皇后の御出師及び凱旋上陸された実に由緒深い神社であります。
宮崎市にも「小戸神社」という神社がありますが・・・・・
能古島は小戸公園から一番近い所です。
マリナ大橋を渡り、名柄川沿いに歩きます。雨も上がってきたようです。このあと、唐津街道を通って姪浜住吉神社に行くことになっていますが、途中の興徳寺橋が工事中で通行止めに
なっており、変更してゴールの姪浜駅に向かいます。
11:10姪浜駅にゴールしました。
このあと、福岡ペイペイドームに向かいます。今日は、東京ヤクルト戦で「タカガールデー」が行われます。
球場内は、配られたピンクのユニフォーム、ピンクのフラッグでピンク一色でした。結果は、1-3で敗れました。
今日、九州北部地方は、梅雨入りしました。
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