行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キショウブ(黄菖蒲)

2008-05-29 23:48:48 | Weblog
キショウブ(黄菖蒲)

 黄菖蒲や花咲きてなお凛とする

いずれがアヤメかカキツバタと昔から言われるように,
アヤメ科のアヤメ,カキツバタ,花菖蒲,イチハツ,ジャーマンアイリス,
これらの見分け方がよくわかりません.
湿地に咲くのがカキツバタと花菖蒲,葉に隆起した葉脈があるのが花菖蒲と,
多少の見分け方は本などに書かれています.
しかし,花を見ただけでこれらの花を区別するのは,
専門家でないとなかなか難しいのではないかと思います.
園芸技術が進み,改良品種がいろいろでき,なおさらのことです.

写真は近所の公園の湿地で撮ったものです.
黄色系の花は花菖蒲とジャーマンアイリスだけなので,
黄菖蒲だと思います.
咲き立ての花は姿勢も形もよく,凛々しく見えました.

5月26日,元TBSのアナウンサー川田亜子さんが
29歳という若さで,自ら命を絶った.
フリーアナウンサーとして,仕事も順調であり,
美人で才能に恵まれており,端から見ればとても
うらやましいと思われていたはずである.

5月の初旬から体調を崩していたようであり,自身のブログに
「一番苦痛であります」「切ないです」
「母の日に悪魔になってしまいました」などと綴っている.
人気商売でイメージが大切である有名人が自分のブログに
それほどのことを書くのは,精神的にかなり参っており,
鬱状態にあったものと想像できる.
仕事のテレビ放送では意識的ににこやかに振る舞っていたようであるが,
心の中は掻きむしられるような苦しさで一杯だったに違いない.
比較するすべもないが,私も3ヶ月前は
「心が苦しい,辛い」と日記にたびたび書いていた.
体裁を気にする立場でもないので,すぐに精神科に駆け込んだが,
彼女の場合は仕事のスケジュールなどもあり,そうはいかなかったのであろう.
一人で悩み続けていたのかもしれない.

私の場合は日頃のストレス,悩みがいろいろ蓄積しており,
それがある一つのきっかけでいっぺんに吹き出てしまい,
心,体が消化,制御できなくなってしまった結果と思っている.
ストレス社会といわれ,今の時代,欝は誰にでもおきる可能性がある.
悩み,ストレスは貯めないことが大切なのであろう.

彼女の場合,独立してフリーのアナになったのは,
局アナでは満足できないなにかがあり,やりたい仕事があったのであろう.
その結果,苦労,悩みもたくさんあったのではないかと思う.
ただ自殺に至ったのは魔がさしたとしか思えない.
誰かがそばにいて,その瞬間,時さえ過ぎ去ることができれば,
避けられていたように思えてならない.
マスコミというとても華やかな世界にいるが故に,
よけい孤独にならざるを得なかったのかもしれない.
好きなアナウンサーの一人であったので,とても残念である.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする