行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

クコとコウヤボウキ

2012-11-17 22:33:37 | 花,植物
11月3日,野に見つけた花二つ
両方とも初めて見る花です。


散歩の途中,道端の草地に眼をやると,
見慣れない紫色の小さな花が咲いていました。
蘂も美しく,きれいな花です。
これ雑草なのでしょうか。


調べてみるとクコの花,
薬用植物としていろいろな効能があり,
中国では食品としても売られている
あの枸杞の実の花です。


クコは中国原産のナス科の落葉低木,
日本にも持ち込まれて,自生して,
野の花となり,見られるようです。


こちらは,林間の木漏れ日の中に咲いていた花,
10/25掲載のカシワバハグマによく似た花ですが,
葉がまったく違います。


調べてみるとコウヤボウキという名の
キク科コウヤボウキ属の小低木です。
カシワバハグマはキク科コウヤボウキ属の多年草,
木と草の違いはありますが,同科同属の植物です。
コウヤボウキもハグマと呼ばれるものの一つです。


かつて竹の植栽が禁じられていた高野山で,
茎を束ねて箒の材料としたのでこの名があるそうです。
9月~10月が花期とありますので,
写真のものは若干遅咲きのようです。
コメント
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