
枯れ枝につく木の種を求めて,
小鳥が数羽,枝から枝へと移動をしていました。
スズメでもシジュウカラでもありません。

そっと近づいてみると,
太い嘴,風切羽に見える黄色,
河原鶸(カワラヒワ)のようです。

スズメほどの大きさのアトリ科の小鳥,
アトリ科の鳥であることがこの太い嘴ですぐにわかります。
里には一年中見られ,スズメと見間違いもされますが,
茶色からオリーブ色の体色,
風切羽の黄色とあわせて,
よくみるときれいな小鳥です。

カワラヒワは木にとまり,
木の実や種を餌にしている姿をよく見ますが,
地に下りて,土の中にも餌を探すようです。
冬の休耕畑に十羽程度のカワラヒワが下りて嘴で土を掘っていました。

仲良く行動していた二匹,
頭のオリーブ色が濃いのが雄,
茶色なのが雌です。
並んでみると雌雄の色の違いよくわかります。