行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

雷雨の避難小屋にて

2021-08-14 20:00:16 | 風景
ちょうど一月前の7月14日、
久しぶりの南山散策、昆虫、野花を探し歩いていると、
遠くから、やがて近くからも雷鳴、雷光が鳴り、光り出しました。


そして、空全体が薄暗くなってきました。
これはやばいと、途中にある作業小屋まで引き返すことにしました。
小屋に着くのとほぼ同時に大粒の激しい雨、
間一髪、濡れずにすみました。


小屋の中から、我が家もある遠くの住宅街を。
いつもならはっきり見える住宅街が激しい雨で白く霞んでいました。


激しく降り続ける雨に作業小屋に30分ほど釘付け、
ひまなので雨を写して見ました。
振り返ってみれば梅雨明けが7月16日、
例年通りに梅雨明けの直前の激しい雷雨でした。


小屋の中にウラギンシジミ♀も逃げ込んできました。
しばらく、透けた天井に向かって盛んに飛び回っていましたが、
状況を察したか、小屋のベンチに翅をやすめました。


じっと動かず逃げそうもないので、
レンズを望遠マクロに交換して、
最短距離まで近づいて見ました。
蝶の30cmほど奥はまだ激しい雨の世界です。 


周囲が少し明るくなってきました。
やがて雨もだいぶ小降りとなってきました。


雨が止んでの帰り道、
雨に洗われて色鮮やかなタマゴダケが
笠に雨をたっぷりと載せていました。
タマゴダケは色鮮やかでテングダケの仲間、
でもテングダケ科としては珍しく生食可能なキノコです。
食べたことはありませんが、美味とのことです。
コメント
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