行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオアオイトトンボとマユタテアカネ

2025-01-10 20:00:48 | 昆虫
10月中ばの薬師池公園の里道、
連結したオオアオイトンボとマユタテアカネを写しました。


10月14日、
林縁の小さな池横にオオアオイトンボ♂を見つけました。
今年初見になります。


オオアオイトトンボはアオイトトンボと同じく、5月ごろに発生し、
夏の間は、池周辺のうす暗い林床の草藪などで、密かに静止して生活します。
そして秋の生殖期になると、池近くの明るい草地に現れ、交尾相手を探します。


産卵は秋の夕方、気温が高い昼間に産卵せず,
気温が下がり始める夕方に産卵するそうです。
また、水面におおいかぶさった木の樹皮に産卵するという不思議な習性があります。


別の場所でもオオアオイトトンボ、
尻尾の形からこれもオスです。
一匹だけですが、腹部を丸くし、交尾のポーズをとっていました。


同日、水路の土管にマユタテアカネも連結していました。
メスは翅の先端部に褐色斑(通称ノシメ斑)のある方です。


水路の綱にはすっかり成熟したマユタテアカネのオスが
メスが現れるのを待っていました。


林縁道の草茎に翅が透明(ノシメ斑のない)な方のメス。
翅も傷み、かなりの老熟個体です。


水路の草の葉にリスアカネのオスもいました。
リスアカネは雌雄ともにノシメ斑があります。

コメント
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