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三毛の家族

我が家の外の物置で、二組の野良猫が、それぞれ2匹の子猫を出産した。
親子ともベージュ色の毛がふさふさいている方は、南の物置に住んでいた。
しかし、何を思ったか、先月半ばに家出。
残ったのは、親が三毛で子どもがトラとシロ。
こちらは東の物置に住んでいる。

出産後の三毛は、ウゥーと唸って人間を近づけなかった。
子ども守ろうとしているのだろう。
「親って、大したものね。」とタヌキが言う。
出産した娘と重なるらしい。
「何でも赤ちゃんってかわいいものね。」
そう言いながらも、住み着いては困るので餌を与えることはなかった。

昨日の朝、台所の窓から三毛の甘えた声がした。
タヌキに言うと、2、3日前から人間の食べ残した魚などを与えていると言う。
「どうしてかって、トラとシロがかわいい顔をしているのよ。」

5月中旬に生まれた2匹は、生後45日。
生後4か月になった孫娘と重なるのだと言う。
タヌキは、三毛の家族が我が家の家族になってしまうことを許してしまうのだろうか。
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