コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
両国周辺を散歩
先週のことになるが、14日、両国周辺を散歩した。
両国駅西口を下りて大勢の人が歩いている方に向かう。
その先にあったのは大江戸博物館だ。最初の目的地は旧安田庭園なので道を左に曲がる。
そこは下水道局のポンプ場だった。大雨の時、地下に雨水をため隅田川に放流するのだという。
遠回りをしたが、旧安田庭園に着く。
足利藩の下屋敷跡ということで、風情のある日本庭園だ。
明治になり安田財閥のものとなり、両国公会堂を建て東京市に寄贈した。
この公会堂は入口が封鎖され中に入ることができなかった。
直ぐ隣の横網町公園に行く。広い敷地の中央に立派な慰霊堂が建つ。
関東大震災でこの公園に避難してきたおびただしい数の人が折り重なって亡くなったという。
後世に語り継ぐための復興記念館があり、無料で入場できる。
中は震災時の写真や絵、焼けただれた日用品などが展示されていた。
大江戸博物館で尾張徳川家の至宝展を覗いた。
絢爛豪華としか言いようがない。権力者とは当時の庶民の犠牲の上にあるのだ。
せっかくなので6階の常設展も見て回る。丹念に見ていると時間を忘れる。
メモをとるたくさんの子どもたちが見学していた。
午後1時となり腹も減ったが、ここは我慢をして吉良邸跡に行く。
途中、小学校脇に芥川龍之介の文学碑があった。この小学校の卒業という。
吉良邸跡は、今は本所松坂町公園となっているが、当時の面積の86分の1である。
中に入ると、稲荷様や「みしるし洗い井戸」などが残されていた。
相撲発祥の回向院に行くと鼠小僧次郎吉の墓があり、墓石のかけら削る受験生の母たちがいた。
うまいと評判の「まる玉ラーメン」で卵入りを注文する。750円。
こくがありながらさっぱりで美味。2時半閉店だが、替え玉をお願いした。100円。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )