はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

「三番叟」の人形

2018年04月19日 | 我が家

2018/04/19

羽生選手に仙台市の伝統工芸品「堤人形」が贈られることになったというニュースがありました。

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仙台市の郡和子市長は17日の定例記者会見で、平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で2大会連続の金メダルを獲得し、市が特別表彰する羽生結弦選手(23)=仙台市出身、宮城・東北高出=に市の伝統工芸品「堤人形」を贈ると発表した。
 能楽や歌舞伎の演目「三番叟(さんばそう)」の一場面を表現した。22日に市内である祝賀パレードの出発式で贈呈する。羽生選手がフリープログラムの曲目「SEIMEI」で演技するため能楽を研究したことから、三番叟を題材とした人形を選んだ。
 人形は青葉区の「つゝみ人形製造所」の職人芳賀強(つよし)さん(76)が昨年制作した。市の要請を受け、縁起の良い演目で造作に動きがあり、記念品にふさわしいと考えたという。
  

このニュースを見て、「あれれ、こういう人形、うちにもあった」
物入れから出してきました。
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これは博多人形のようです。
いつから我が家にあったのか、夫の両親がくれたのか・・・記憶がありません。子どもたちが小さい頃からありました。今の家では飾るところがなく、ずっとしまってありました。ただ、きれいだったので度重なる引越しのときも持ってきて、断捨離しなくてよかった~

この人形が「三番叟」だということもニュースで知りました。

野村万斎さんとの対談で「三番叟」のお話が出ましたが、「三番叟」とは何かは詳しく知りませんでした。

調べますと、
「三番叟」とは、能楽の中で最も神聖視される祝言曲「翁」の一部。
三番叟はおめでたい曲。そして足拍子を踏んで躍動的に舞う。鈴を振りながらゆったりと舞う。
ステップを踏みながら躍動的に舞う、鈴を振りながらゆったり舞うって、フィギュアスケート的でもあるし、リトミック的じゃありませんか。

これは意味のある人形ですね
うちにあるのも何かの御縁、大切に飾ることにします。


コメント
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