はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

Fantasy on Ice in 神戸 感想

2018年06月19日 | フィギュアスケート

2018/06/19

現地観戦しませんでしたので、テレビ放映(録画)を見ながらの感想です。

オープニングで4トーループを決めた羽生さん!
人一倍キレキレの動きの中に、やる気と、なにか負けん気のようなものを見たのは私だけか。オープニング曲の終わりに手を挙げた時にほっと息を吐いたのは「4T跳べてよかった」だったのかな。

放映にそって簡単な感想を。

デニス・バシリエフ君は、コーチのランビさんを彷彿とさせるきれいな動き。

紀平梨花ちゃんは好きなスケーターですが、幕張、長野と転倒が多くて心配でした。今回はジャンプも成功させて動き方もきれいでよかったです。アイスショーのリンク、照明に慣れてきたのかな。

カッペーリーニ&ラノッテ組と清塚信也さんのピアノとコラボは情感あふれて素敵でした。

サブチェンコ&マッソ組も丁寧に滑っている感じがとてもよかった。さすが平昌金メダリスト。
やっぱりピアノの音は好きです。うっとりするほどよいですね!

ハビエルの「Prometo」は本当に素敵です。ダンサーのように踊るプログラムで情感があふれている。第2部の闘牛士のコミカルなのも好きだけど、これがハビエルの中で一番好きかかも。

サーシャちゃんはかわいい~!とほほえましく見てしまうけど、5歳で、あれだけの人前で臆せず踊るのってすごい。もう人に見せる覚悟があるのだと思う。見ているお父さんは心配だったろうなあ~
先日、BSで見た野村萬斎さんと息子の裕基君の稽古を思い出してしまった。このことについては、また別の機会に書いてみたいと思います。

ランビさん、踊ってましたね~ さすが、腕と背中の美しい動き。

テサモエ、動きがいいのと、テッサがいつもきれいでチャーミングなのに感心する。

第2部のショー的要素のあるプログラムは楽しい。羽生さんも今後コミカルナンバーを一つレパートリーにどうかしら。←提案

織田君の「勝手にしやがれ」、かっこよさと、織田君らしいコミカルさ。

ランビさんデニス君の師弟コンビは異色。ショパンのノクターン第13番ハ短調にあっと思って、その美しい音楽、ひそやかさにくぎ付けになってしまいました。この曲で滑るのか!と思いましたね。
ほんとうに芸術的なプログラム!このショーの中で、これが一番印象に残りました。

プル様の観客サービスは楽しくて、こちらもドキドキする。

羽生さんの衣装、実際を見ると、うん、噂どおり!今までの衣装の中では一番きれい。今までもきれいな衣装ばかりだったけれど、袖のひらひらもいいね~ 白とピンクで女子が着ても全くおかしくない衣装。

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衣装から「天女」説があったけれど(笑)、天女というより、もっと精悍な動き。もう妖精や天女ではなく、青年になってきた感じ。表現が大きくて清らかさはあるが激しい。
清塚さんとの音と動きのマッチングがぴったり。お互いによく見て、よく聴いて共鳴しあっている。羽生さんの滑りを見ていると、フレーズと拍子感(何拍子であるか)をよく把握して、動作をそれに合わせ、しかも高音のアクセント、低音のアクセントのときにはその音にあった動き(腕やジャンプの着地)をつけていると思います。これは振付師さんのアイディアでもあるかもしれないですが。

それから、藤澤ノリマサさん、安定のうまさで安心して聴けます。大阪のMさん見に行ったかなあ。

と、ここまで全体を一通り見ての感想です。

個人的感想ですが、照明が残念に思う。演技フィニッシュの時のスケーターの表情はとても大事。そのときライトを落として暗転してしまうのはもったいない。満足感に満ちた表情は見たい。その後、挨拶をするときに、またぱっとライトがつくのだけど、挨拶終わりまでずっとつけていてほしいなあ。
また、会場でも感じることですが、全般的にライトが暗すぎる気がするのは私だけかしら。雰囲気はわかるのだけど、私のように目の悪いものにとっては見にくい。試合ほど明るくせよとは言わないけれど、もうちょっと明るめにお願いします。

感想はもっといろいろあるのですが、書けるときにまた書きますね。



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