2023/03/26
東京国立近代美術館で開催中の
「重要文化財の秘密」を見てきました。
明治以降の絵画・彫刻・工芸のうち
重要文化財に指定された作品のみの展覧会です。
横山大観、川合玉堂、鏑木清方、上村松園
藤島武二、黒田清輝、岸田劉生、高村光雲ら
日本美術界のそうそうたる顔ぶれの
大作が並んでます。
重要文化財とは、日本にある有形文化財のうち
「製作優秀で我が国の文化史上貴重なもの
等について文部科学大臣が定めたもの」
だそうです。
重要文化財は見ごたえという点では
国宝に勝るとも劣らないと思うのですよ。
教科書でも見たことのある作品が
たくさんありました。
明治以後の作品で
比較的新しいこともあるのでしょうが
どの作品も本当にきれいな状態でした。
会場に入って最初に目を引いたのは
横山大観の40mもある大作『生々流転』。
「ここは廊下?」と思うような
細長い場所に展示されていて
50m走(40m走です)ができそうです。
(してはいけません😅 )
(画像お借りしています)
川合玉堂『行く春』
この屏風も大きくて圧巻でしたね。
長瀞の風景です。
桜の時期にはちょうどふさわしい画ですね。
作品によっては撮影禁止もありましたが
多くの作品が撮影OKでした。
最近は撮影OKの展覧会が増えてきていますね。
私のようにブログを書いているものにとっては
写真が撮れるというのはありがたいです。
主催者側にとっても
皆が宣伝してくれるのでメリットが
大きいと思います。
高村光雲『老猿』
この作品は迫力がありました。
どの作品も見事で
明治以後の日本の画家、彫刻家、陶芸家の
力量は世界的にもすごく高いのではないかと
思いましたよ。
会期は5月14日まで。