2021/06/08
今日の東京は最高気温31度になり、今年一番の暑さ。
でも、夕方になったら、涼しい風も吹いて快適な温度です。
今日は1か月半ぶりのベビーリトミック。2か月半の赤ちゃんも参加してくれました。
6月のテーマといえば梅雨、雨ふり、かたつむり、紫陽花といったところでしょうか。
基本の拍でステップの後、童謡「あめふり」の曲を使いました。
大正14年(1924年)にできた曲。北原白秋:作詞、中山晋平:作曲です。古い曲ですが、若いママたちもみんな知っていますね。息の長い童謡です。
日本の童謡はタッカ、タッカのリズムが多いのですが、「あめふり」も同じ。
歌ってみると、あッめ あッめ ふッれ ふッれ ~~~
ピッチ ピッチ チャップ チャップ ランランラン
タッカ タッカですね。
タッカのリズムでステップをすると、自然にスキップ的になります。
ほんとうはスキップしてもらいたいのですが、ママたちは赤ちゃんを抱っこしているので、スキップの気分だけ。膝の屈伸を使って、体を上下させるように歩いてもらいます。これで充分タッカのリズムを感じます。
そして、タッカ、タッカで、赤ちゃんを左右にスィング。ゆったり感のある2拍子のゆ~ら、ゆ~らと違い、メリハリのある速めのタッカのリズムです。
「あめふり」は5番まで歌詞がありますが、時代を感じさせる歌詞です。傘も「蛇の目」ですからね。傘のない子が柳の根方で泣いていたり・・小学生とおぼしき男の子が「君、君、このかさ、さしたまえ」
なんだか映画を見ているような、舞台を見ているような情景が浮かびます。
「かたつむり」(でんでんむし)も歌いましたよ。
今日はやりませんでしたが、かたつむりになったつもりでゆっくりハイハイしたりもいいですね。
イメージを湧かせるために、こんなクラフトを持っていきました。
数年前からの使いまわしですが(笑)。
細長く切った紙で作る超簡単なかたつむり。
細長い紙を、鉛筆などにくるくると巻き付けて、丸めたクセをつけます。手を離すと、かたつむりの殻ができます。先っぽに切り込みを入れて、目(つの)にします。
0歳児はまだクラフトは作れませんが、1年後には作れるようになっているかもしれません。
そのときまで、ママが作ってあげたり、お話しながら、一緒に作るのを見せてあげるのもいいと思います。
子どもはそのときにはできなくても、記憶力がいいので、きっと覚えていますし、何年か後には、自分で作るかもしれません。