はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ショパン・コンクール予備予選 続き

2021年07月21日 | ショパンコンクール

2021/07/21

 

昨夜も午後6時頃から、LIVEを見ました。

角野隼人さんの演奏は予定より15分遅れの18時45分くらいからの開始でした。

始まる前、私はまるで自分の息子が出るんじゃないかと思うくらいにドキドキしました。

他人の私でさえ、こんなにドキドキするんですから、ご家族や教えていた先生はどんなにドキドキしたことでしょう。

まるで平昌オリンピックの羽生選手の演技にドキドキしたのと同じくらい(笑)

(お友だちのK子さんの娘さんも、同じくドキドキしたらしくて、みんなそう思うのかしら)

 

角野さん、いくぶん緊張している様子だったけれど、赤ちゃんのときから弾いているから大丈夫と思って応援しながら見てました。← 赤ちゃんの頃から習慣づいていることは強い(持論)。

繊細かつ大胆に、超絶テクニックも交えて、うまく演奏したんじゃないでしょうか。魂が持っていかれる演奏だったかと問われれば、「うまく弾けますように」と手に汗握りしめていたので、それどころではなかった、というのが正直なところ。

角野さんはステージコンサートもしていらっしゃいますが、You Tubeでの発信、ことにアドリブなど自由な演奏が得意だとお見受けしました。

コンサート舞台で、楽譜どおりに、どこまでも忠実に、かつ自分の解釈を入れる演奏というものに慣れていらっしゃるのか、本番に強い心臓の持ち主なのか、と余計な心配。

それにしても、選ばれて、出場できる一握りの方たち、どれほど練習をして、この場に臨んでいるのか、ピアノは才能だけでできるものではない。努力できる才能を持っていてこその、練習の継続の賜物ですね。ほんとうに強靭な精神力と体力が必要ですね。

・・・・・

〈追記〉 実は、この感想はすぐには書けず、とても迷って書いたものです。

・・・・・

角野さんと反田さんがMBSラジオで対談している動画があります。ポーランドの講習にいったとき、ルームメイトだった話がおもしろく楽しいです。

 

角野隼斗&反田恭平 ピアニスト2人の出会いからルームメートだったポーランド時代 これからの活動について #メゾンスミノ(2020年4月8日O.A.)

 

 

〈追記〉7/26

角野さんの演奏動画を見直してみました。

LIVEのときにはよくわからなかった、さまざまなことが見えてきて、ああ、よい演奏だなあと思いました。

最初のノクターン13番は私も好きな曲ですが、美しく情感豊かでした。

マズルカop.24-1 、op.24-2、エチュードop.25-4も重くならず、軽々として、聴こえるべき音はクリアに聴こえていました。

エチュードop.25-11(木枯らし)。この曲はテクニック的に難曲だそうですが。もともと、角野さんは元気のよいピアノを弾く方ですが、あれは表現としての激しさでしょうか。

バラード2番、これも好きな曲です。静かな前半と激しい部分の対比が際立っていましたね。

通過した今となっては、私も安心して聴けて(笑)、よい演奏だったなあと感銘を受けたので、追記しました。

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もうひとつのコンペティショ... | トップ | 暑い日のリトミック »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ショパンコンクール」カテゴリの最新記事