2023/11/28
ポリープ切除の当日は朝から絶食です。
水は飲んでもよいのです。
でも9時から1800ccも
水分を飲まなくてはいけないので
朝のうちは水分を控えめに。
朝9時から下剤を飲み始めました。
10分ごとに200cc飲みます。
昨夜の胃の不調感はおさまっていましたが
この下剤を大量に飲むのが一番大変。
ひたすら義務的に飲む。
下剤はポカリスェットのような味がついています。
10時半にはすべて飲み終えました!
飲み終えた下剤の袋
トイレには頻繁に通いましたが
12時頃には便意はおさまりました。
予約の午後1時の15分ほど前に病院に着き
受付を済ませました。
下剤を飲んだ時刻と量、
すべて飲み終えたかどうか、
トイレに通った回数を書いた書類を
受付で渡しました。
午後1時からは胃カメラ検査の人が2人
大腸カメラは私の他にもう1人いました。
受付けは私が一番早かったらしいのですが
胃カメラから先にやるので
ご了承くださいとのこと。
こう言ってもらうと
ただ待つよりは様子がわかっていいですね。
検査着に着かえて
検査室の前の椅子に座って待つこと1時間ほど。
テレビがあってワイドショーが
放送されていたので
なんとなく見ていました。
しばらくしたら看護師さんが来て
左手に鎮静剤の点滴を入れ始めました。
胃カメラの2人が終わった後
名前を呼ばれて診察室に入りました。
3名の看護師の方がいて
後から先生が来ました。
診察台に横向きに寝て、膝を折り曲げます。
これからは俎板の鯉。
鎮静剤が効いていたせいなのか
ほとんど痛みはなく
ただ機械音は聞こえていましたが
誰もしゃべらず、話しかけられもせず
静かだったのを覚えています。
眠くはならず
自分では意識がはっきりしていると
思っていました。
なんだか、とても静かな気持ちだったのです。
(だから鎮静なのか…)
ちょっと苦痛を感じ始めたときに
終わりました。
多分あのときが切除していたのでは
ないでしょうか。
全体では15∼20分くらいに感じました。
以前、別の医院で大腸カメラをやったときに
痛くて長かったのに比べて
時間も短く
もう終わったのかというくらい。
それからベッド(ストレッチャー)に寝たまま
別室に運ばれました。
薄黄色の病院らしい カーテンに囲まれて
腕にはまだ点滴の針がついたままで
「この点滴が終わるまで休んでいてください」
と言われました。
どこも痛くなく、苦しくもなく
点滴のポタポタ落ちるのを見つめながら
ただ横たわっていました。
終わってよかったなあとほっとしていました。
そのうちに点滴が終わったので
看護師さんを呼んで、針を抜いてもらいました。
トイレに1度行くように言われて
トイレを済ませて
検査着から自分の服に着替えました。
先生から呼ばれて診察室で
ポリープを取り終えたという説明を受けました。
傷口はクリップで止めてあり
1週間くらいしたら自然に排出されるそうです。
組織検査の結果が2週間後に出るので
そのときに結果を聞きに来てください
とのことでした。
受付で2週間後の予約をしてから
会計を済ませました。
18,950円でした。
歩いてみても体も軽くて
ふらつきもせずに何ともない感じでした。
この日は夜までどこにも痛みがなく
ポリープ切除を無事終えたという安堵で
いっぱいでした。
切除後の注意を書いた紙をもらいました。
当日は激しい運動や長めの入浴は避け
シャワーにしてくださいとのこと。
私は用心して1週間シャワーにしました。
(まだその頃は暖かくてシャワーだけでも
大丈夫だったのです)
当日の食事は消化のよい軽めのものにするように。
脂っこいものや傷口をこすってしまう繊維質は
摂らないようにということでした。
この日最初の食事は
チーズトースト
ブルーベリージャムをかけたヨーグルト
リンゴ1/8こ。
この時は食欲がありました。
当日初めての食事ですし
前日も軽い食事しか摂っていませんでしたから。
しかし、後になって皮つきリンゴを1/8とはいえ
食べてしまったことは心配になりました。
私は野菜、果物が大好きなのです。
前日から果物は一切食べていなかったので
食べたかったのです。
それから数日
まったく食欲はなくなり
とても調子の悪い日々が続くことになりました。
それはまた次回に。