はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

新宿御苑の菊花壇展

2018年11月15日 | 街歩き
2018/11/15

昨日から肌寒さを感じるようになり、やっと例年の季節に追いついたようです。
空や日の光に晩秋を感じます。

新宿御苑に行ってきました。菊花壇展が最終日でした。

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懸崖作り花壇  
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大作り花壇 
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1株から数百輪の花を咲かせ、半円形に仕立てて見事
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伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇 
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丸くなった花びらがユニーク
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一文字菊、管物菊花壇
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管物(くだもの)
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手の平より大きいのです
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肥後菊

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日本の菊作りの技術はたいしたものですね。
海外の人もたくさん見に来ていました。


あざやかな紅葉とはいきませんが、少し紅葉していました。
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午後3時頃に訪れたら、もう夕方の赤みを帯びた日差しです。
日が暮れるのも早くなりました。





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『チーム・ブライアン 新たな旅』

2018年11月13日 | 
2018/11/12


『チーム・ブライアン』の3冊目となる『新たな旅』を読み終えました。

 
前作「300点伝説」と内容の重なるところもありますが、読みごたえのあったのは、やはり帯にも書いてあるように「平昌のあの感動」。
オリンピックシーズンに向かう2017年から、まさに平昌オリンピック。

昨年のNHK杯での負傷から、羽生さんはマスコミに登場することもなく、どのような状態であったか。ファンでなくとも大変に心配になったわけですが、その時期の様子をブライアンの言葉から知ることができます。

ToDoリストを作ったこと、24時間イメージトレーニングをしていたことなど。

平昌オリンピックで、男子ショートの試合が近づく公式練習の時のこと。
ここは印象的かつ感動的なので、文章の一部を引用させていただきます。

チーム・ブライアンにはとてもいい輪が生まれていました。まるで家族で休日にスケート場に来ているような、そんな温かな空気です。リンクのフェンスのところにユヅルが来て話し、笑いました。彼は明るく笑って、その笑顔を見て、思わず私はトレーシーに、「あんなユヅルを見られるなんて、すごく嬉しいね」と言いました。 ユヅルにとって、そのようにポジティブにふるまうことが、オリンピックに臨む唯一の方法だったのでしょう。(p177)

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そしてここもまた感動的。
部分的に抜き書き、引用させていただきます。

男子ショート前日の公式練習の最後、クリケットクラブでやっていた基礎スケーティングをハビとユヅが行なったのです。

トップ選手が一斉に同じフットワークをする様子はとても荘厳で美しく、私が一番好きな瞬間です。2人はこの基礎トレーニングを、なんとオリンピック最後の公式練習で行ったのです。私は、「ああ、すべてが実を結んだ」と思いました。あのとき2人は真の絆を結んでいました。

2人の心理的距離が、本当に難しいシーズンだったからです。その2人が、なんとあの瞬間に一緒になったのです。どちらともなく、「最後はいつものスケーテイングを一緒にしよう」と目配せで合図して、始めたのです。

2人を見てきた日々の中で、最もうれしい瞬間でした。 「ああ、なんて素晴らしいんだ。私たちはすごく幸運じゃないか。こんなに素晴らしい選手が、こんな、とてつもないスケーターが2人、私たちのところにいるなんて、私たちはすごくラッキーで、運がいいんじゃないか」

私はどうしてもその気持ちを2人に伝えたくなりました。 「君たちのおかげで、私たちがとても立派に見えてしまうよ。君たちは素晴らしいね。君たちは本当に素晴らしい選手で、信じられないようなスケーターだ。私はどうしても君たちにお礼を言いたい」
すると、ユヅルとハビがハイタッチをしたのです。私は目頭が熱くなっていました、トレーシーも目が潤んでいました。ショートの本番を前にして、私はもう世界で一番幸せなコーチになっていました。(p182‐187)

いい話ではありませんか!
この話に出てくる、練習動画がないかなと探しましたが、私の検索能力では見つけられませんでした。

オリンピック直前まで2人の心理的距離が難しかったからこそ、さあ、これからというときには、2人で急速に距離を縮めて、心配していたコーチ陣を安心させ、感謝を示したかったのでしょう。

羽生さんは誰とも対立を作らない人なんだなと思いました。ほんとうに!
対立せずに平和な心の状態にいてこそ、自分の力が発揮できる、奇跡のような力も天からもらえるというものです。

このハグは今こうしてみると、なぜこんなに抱き合い、泣いたのか、わかる気がします。
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先日のフィンランド大会で、バックヤードでブライアンとブリアンコーチと共に立っている羽生さんを見たとき、もうすっかり立場が逆転してしまったような感慨に打たれました。

以前だったら、試合前にはどこか張り詰めた感じを醸し出すブライアンの表情が、もうすっかり穏やか。コーチ2人はすっかり安心して羽生さんを見て、そしてオリンピックチャンピオンをサポートしていることを誇らしく頼もしく感じているように見えました。

「ユヅルは〈この大会は勝つことが必要〉というタイミングで本当に勝ちます。それは彼の才能であり、彼の精神であり、だからこそユヅルは特別なのです」

ブライアンの言うとおり、ほんとうに私たちもそう思います。
平昌オリンピックの感動がよみがえり、また動画を見直してしまったのでした。
(お写真、感謝してお借りしています)

『チーム・ブライアン』 こちらも必読。
表紙写真のウエストの細さに驚がくしました(笑)

 

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NHK杯 感想2日目

2018年11月11日 | フィギュアスケート

2018/11/11


NHK杯、優勝が決まりましたね!
もうエキシビションも終わってしまいましたが、書くのが追いつかない。
まあ、遅れてゆっくり書きます。

紀平梨花ちゃん、16歳でシニア初参戦、GPS優勝で、鮮烈な優勝デビューでしたね。
フリーでは、トリプルアクセル+トリプルトゥのコンビの成功、そのあとの単独3Aの成功、目にも鮮やか。表現もきれいでした。

2位のさっとん、私はいい演技をしたと思いましたが、残念。
紀平選手のほうが得点の出る構成だったのね。
同じ浜田コーチの後輩ということで、内心は複雑な思いがあったのかもしれない。でも自分の反省点を述べて、さらに頑張りたいと答えていました。


そして、宇野君優勝おめでとう!
今回、昌磨君もブレのない、軸のまっすぐなきれいなジャンプが目にとまりました。
表現も音楽によく合っていたと思います。月光のゆっくりしたメロディの中の音が1音鳴るたびに、手の動きだったり、顔の向きであったり、足のランディングだったりで音を表現していました。
これは音楽をどのように身体表現していくかという点で見ると、とても興味深いのです。羽生さんもバラード1番で、このように音楽を表現していましたね。

あらためてじっくり見てみたけれど、フィギュアスケートって本当に大変そう。
こんなふうに音楽の表現をしながら、なおかつ4S、4F、4T、3A、3F、3S、コンビネーションジャンプ、スピン、コレオシークエンスなどを入れていくのですものね。

スケーティングの軌道も決まっているのでしょうね。右回りに行ったり、左に行ったり、バックで進んだり。素人にはどのように軌道を決めるのかわかりませんが、4分、リンクをくまなく周回して、軌道を覚えるだけでも大変そう。

ペアのLIVEを途中から見たのですが、これも見ごたえがあり、つい引き込まれました。解説が川口悠子さんでした。continuesのときの川口さんのお茶目な感じを思い出します。川口さん、これが初の解説のお仕事だったんですね。

私が川口さんを初めてみたのは、2009年4月の代々木の国別対抗戦のEX。
その時は国別対抗戦もEXも何のことやら知りませんでしたが、評判になってきたフィギュアスケートなるものを見てみようとチケットを取ったのです。当時は、すぐには完売しなくて取れたのですよ。

その、初めて見たショーでは衝撃的なことが起こって忘れられません。
前にも1度書いたことがありますが、また書きます。

アイスダンスの演技中、女性がリフトで落下して氷面に顔から落ちて、動かなくなってしまったのです。たぶん10秒くらいだったかもしれませんが、長い間、横たわっていたように感じました。音楽が止まり、照明が消えて真っ暗になったリンクに担架が出てきて運ばれて行きました。

冷や水を浴びせられたような気分で、フィギュアって危険なスポーツなんだと感じました。

それから何事もなかったように、次の人(小塚君だった)の名前が呼ばれて滑りました。私だけでなく、みんなあの女性がどうなったか気が気でなかったと思います。その後に出てきたアイスダンスのカップルは表現がおとなしいように思いました。

そんな時、川口悠子さんのペアは、リフトやツイストなど危険な技を惜しみなく演じて、すごいなあと思ったのです。それが川口さんを知った最初でした。

こんなことを長々書きましたが、NHK杯での川口さんの解説を聴けるなんてうれしいと思いました。川口さん、「オーチン ハラショ―」の言葉が出てましたね。ロシア暮らしの長さが感じられます。

羽生さんが出ないNHK杯でしたが、レベルの高い充実した試合でした。

せっかく広島で開催したのですから、世界中から来た選手、関係者、観客は原爆の展示も見て行っていただきたいと思いました。

NHK杯出場選手の演技構成、点数、演技動画がこちらで見られます。このまとめ、いいですね。
https://www.nhk.or.jp/figure/



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一段落

2018年11月08日 | リトミック
2018/11/08

今日は、あるリトミックの後期コース第1回目でした。
いつも来館者の多いひろばです。キャンセル待ちもあったということで、皆さんが参加したいと思ってくださるのはうれしい。

第1回目は、登録申込者がほぼ全員参加するので人数が多いのです。
そして今日は、サービスラーニングの大学生3名、コーディネーターの社会福祉士、大学のゼミの先生も参加、見学。

いつもの2~3倍の人数のうえ、今回初めての親子が多いので、落ち着かない雰囲気で慣れぬ場所に泣く子も多い。

この状態をどうしようか!?

1~2歳だから、眠かったら眠い、我慢しなさいが通じる年齢でもない、集団生活の経験もない。ママも集団の中では我が子がどのような振る舞いをするか、様子がわからない人も多い。
もう、緊張もないのだけど、正直、ちょっと疲れたな。

でも、おもしろいこともあったんですよ。
1曲終わったら拍手するということを知っている1歳児がいて、「はじめの歌」を歌い終わると拍手、「こんにちは」の歌を歌うと拍手(笑)。短い挨拶の歌ですよ。みんなもつられて拍手。

「この歌を歌って拍手をもらったの初めてですよ」と言ったら、それから拍手がなくなりましたけど、リトミックでは、拍手は打楽器的にリズム打ちに使うので、演奏に対する拍手はいいのですよ。(ちょっとうれしかったけど)

先月参加した学生さんがまた来てくれていて、学生によってはいろいろな講座を経験したいと思う人もいるでしょうに、また来てくれたのは気に入ってくれたのかな。

4日連続で、あちこちのひろばに行ってのリトミックでしたが、取りあえず、これで一段落。






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菊まつり

2018年11月07日 | 日々の出来事
2018/11/07


「すがも中山道菊まつり」が6日(火)から始まっています。
真性寺の今年の菊アートは「うさぎとかめ」だそうです。

カメの上に象が乗っていて、その上には地球かな。
うさぎが見当たらないような。
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毎年のサイケデリックな色彩
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3本立ちの菊
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懸崖、たくさん咲いてますね
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これから満開という花も
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こちらは高岩寺の菊
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大正大学さざえ堂広場 色鮮やか
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菊まつりは14日(水)まで。

別の日、すがもんを見ました。
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