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2021/10/17
ショパンコンクールのファイナリスト
Leonora Armellini(イタリア)
J J Jun Li Bui(カナダ)
Alexander Gadjiev(イタリア/スロヴェニア)
Martin Garcia Garcia(スペイン)
Eva Gevorgyan(ロシア/アルメニア)
小林愛実(日本)
Jakub Kuszlik(ポーランド)
Hyuk Lee(韓国)
Bruce(Xiaoyu) Liu(カナダ)
Kamil Pacholec(ポーランド)
Hao Rao(中国)
反田恭平(日本)
10名のところ12名というのは、やはり捨てがたいコンテスタントが多かったということでしょうか。
日本からは反田恭平さん、小林愛実さんの2名。
おめでとうございます!
10月18日から20日までの本選では、オーケストラとの協奏曲が演奏されます。2人とも、ショパン:「ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11」を演奏するそうです。
正式な時間は下記の通りです。
反田恭平さん
1日目 10/18(月)26時50分頃 (=翌10/19(火)2時50分頃)
小林愛実さん
3日目 10/20(水)25時00分頃 (=翌10/21(木)1時00分頃)
オーケストラと一緒のほうがリラックスできるかもしれませんね。共同で作り上げる作業だから、舞台に1人で出るより気が楽かも。
実は、朝にこの結果を知ったとき、思わず「わあ~」と声をあげてしまいました。
優勝候補にも挙げられている反田さん、小林さんが残ることは確実と思っていましたが、他の3名の日本人がいない(泣)・・
角野さんの本選での演奏を楽しみにしていましたが、叶いませんでしたね。
3次まで頑張ってくださった皆さん、お疲れ様でした。心と身体を休めてください。
2021/10/16
週末になり、今のところ予定も入っておらず、気持ちもゆったりと過ごしています。
ショパンコンクール3次予選の演奏をアーカイブで聴いているところです。3次まで来ているコンテスタントは、それこそ選び抜かれた俊英なので、誰を聴いても素晴らしい。全員聴きごたえがあります。
全員本選に進むのでは、というのが私の予想。23名ですよ・・多すぎるな、やはり10名に絞られるんでしょうか。
それも酷な話。
どなたかが書いていらっしゃいましたが1~3位は時の運だそうで。これだけ実力が拮抗すると、そういうことになるのかと。
朝一番はみんな目覚めていないとか、何番目が程よく盛り上がってきたところでいいとか。
その時にエネルギーが充実していたとか、神が降りてきた人とか、会場を巻き込んでしまった人が勝つのかな。
簡単な感想を。
昨日(10/15)日本時間、夜の演奏
レオノーラ・アルメリーニさん。イタリアの29歳。29歳はこのコンクールでは年長組。コンサート経験も積んでいらっしゃるようで、さすがの安定感、安心して聴ける感じがあります。
JJ ジュン リー ブイさん、カナダの17歳。1次で聴いたときにきれいな演奏だなと注目したけれど、やはり3次でもいいですね。
そして古海行子さん。やっぱりこの方も素敵、うまい。行き届いた演奏ですね。そして大舞台でも落ち着いて力を出せるのが古海さんの強みなのかも。
演奏後インタビューでは、「感無量というか、音楽っていいな、ショパンっていいなという気持ちでいっぱい。3つのステージの中で一番リラックスして、ホールの音を楽しみながら弾けた。大学院でマズルカの研究をした。我々にはマズルカのリズムは難しいけれど、その中で音楽の本質に近づこうと思った。」と、おっしゃっています。
日付が変わって、日本時間午前零時より
エイブリー・ガリアーノさんはアメリカの20歳。素敵で落ち着いた演奏をしますね。とてもよかったです。
スペインのマルティン・ガルシア・ガルシア さんは、アメリカのクリーブランド国際コンクールの優勝者。ガルシアさんは、いかにもラテン系といった感じの雰囲気を持っていますが、演奏は繊細で美しい。この人もうまい。
顔を見ているだけでもおもしろいといったら失礼か(笑)無声映画のチャップリンとかを思い出すんですよね。誰かと話しているような表情、ときどき歌う声も入ってきますね。
イタリアのファツィオリを弾いていますが、ファツィオリは反田さんもお好きで弾いていた記憶があります。今回、他のピアノと聴き比べのような形で意識して聴きましたが、とてもいい音ですね。
エヴァ・ゲヴォルギヤン さんはロシアの17歳、私は美しい金髪が椅子にまで届く長さにまず驚きましたが(笑)。ロシアのピアノ演奏を受けついで深みのある美しい演奏でした。
2021/10/15
昨夜20:20分からの進藤実優さん 午前0時の反田恭平さん、午前1時の角野隼斗さんの演奏を聴いた感想です。
いや、ほんとうにすごい実力の持ち主ばかり。
◆10/14(木)
20:20 進藤実優さん
4つのマズルカ Op.17
マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5
ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
まず進藤さんの4つのマズルカに魅了されました。マズルカってこんなにも可愛らしく優雅なものだったんだろうかと再認識した思いです。
進藤さんはもう自分の世界に入っていて、神が降りてきたような雰囲気で観客の存在も意識していないようでした。見ている方は、かえってその世界に引き込まれたのでした。
マズルカ風ロンドもソナタも、これが進藤さんのショパンの世界なんだなあと思いながら聴き入りました。
静かで優雅であたたかく瞑想的で、内面に迫ってくるような進藤さんの実力に圧倒されました。こんなにも力のある人だったんだなあ。
演奏後インタビューでも、「これがコンクールだということを忘れて純粋に音楽を奏でることに集中できた」とおっしゃっていましたが、見ていて、よくわかりましたよ。
24:00 反田恭平さん
3つのマズルカ Op.56
ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
聖歌「神よ、ポーランドをお守りください」変ホ長調(ショパンによるハーモニゼーション、遺作)ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53 「英雄」
3年前からワルシャワのショパン大学で学ばれている反田さん。ショパンの魂、ポーランド人の魂を追求なさったことでしょう。
最初の出だしが静かで、抑え気味の演奏に感じられましたが、徐々に感情が高まり、たっぷりと表現していきました。反田さんの美しい音、力強さと優美さは健在でしたが、3次では、ことに精神性を追求するような演奏に感じられました。
聖歌『神よ、ポーランドをお守りください』はまさに祈りでしたね。美しかったです。
ポーランドで学んだのは、こういうことだったのだろうかと想像しました。ポーランド人の思うショパンに思いを馳せました。
演奏後の拍手も長かったですよね。観客は大満足だったと思います。
反田恭平さんは演奏後インタビューで、「このステージの怖さはあるし、自分に負けたかな。伝えたいことは伝えたが、やりたいことはできなかった。口惜しさはある」と意外なことをおっしゃっていました。
なんだか気落ちしているようにも見えましたが、反田さんなら本選は間違いないと思いますよ。
25:00 角野隼斗さん
4つのマズルカ Op.24
ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
ポロネーズ第7番 変イ長調 Op.61 「幻想ポロネーズ」
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
角野さんはもう集中して、自分のしたい演奏ができたようですね。角野さんは興が乗ってくるとうれしそうな表情を浮かべたりして、音楽を楽しんで没頭していることがわかります。
角野さんのピアノは基本、元気がよく、テンポが正確にきざまれるんです。これはクラシックピアニストがテンポを揺らしながら弾くのとはちょっと違っていて、ポップスをよく弾いている角野さん=かてぃんさんらしさがどこかに見え隠れします。
葬送行進曲では感情を抑え、淡々と葬儀の列が進んでいくような演奏。遠くの葬儀の列がだんだんと近づいてくるような長いクレッシェンドで、眼前に光景が思い浮かびました。一音一音の響きを大切にして弾いていましたね。
演奏後インタビューでも、「もう全く緊張はしないで、ただホールの中でショパンの音楽が鳴っている喜びを感じている。自分が無になるような感覚で音楽に集中していた。今日は特別な経験でした」とおっしゃっています。
2021ショパンコンクール~角野隼斗さん3次予選演奏後インタビュー
反田さん、角野さんともソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」を演奏しましたね。
この3人の演奏を聴いていて、3人ともコンクールに入ってから、どんどん成長していると感じます。3人とも本選は間違いないと私は思います。
ますます今後が楽しみです。
2021/10/14
今日で、今週のリトミックは終わりです。
今日の会場はもう10年もやらせていただいていますが、考えてみたら今年度になって初でした。
緊急事態宣言でずっと中止になり、その後ワクチン接種会場になり、そして改修工事が入り、9月末でやっと改修が終わったのです。
こちらの館は、今年の4月からNPOになって職員さんの顔ぶれが変わっていました。
ときどき電話で打ち合わせをしていたチーフの方とお会いするのは今日が初めてでした。とても丁寧に細かく心配りをしてくださって、ありがたいことでした。
今日の私のリトミックが今年度のプログラムの最初なのだそうです。そんなに長い間、事業を開催できなかったのですね。
お知らせが貼ってありましたが、リトミック募集に「満員御礼」の札が・・・・・
こういう札が貼ってあるのは、初めて見ました(笑)。
自分の募集ポスターはよく見るんですけど。
以前は自由参加でいつも15組くらいは参加していましたが、コロナ禍で募集人数を減らしているのです。8組というのは15分くらいで埋まってしまったそうです。
きっと保護者の方たちも、こういうプログラムを心待ちにしていたことでしょう。宣言解除により、だんだん親子で遊べる催しも増えていくと思います。
私の住む区では、12歳以上の全年齢で2回のワクチン接種率が70%になったそうです。65歳以上の接種率は90%だそうです。これはかなり安心なことですね。