はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ショパンコンクールの続報など

2021年10月21日 | ショパンコンクール

2021/10/21

 

日本のメディアも反田さん、小林さんの快挙のニュースを伝えていますね。

なお、ワルシャワでは明日未明(日本時間)から、入賞者のコンサートが行われます。

コンテスタントたちは発表が遅れて3時間くらい待っていたようで、あまり寝ていないんじゃないかしら。いえ、それよりも興奮で寝られないかもしれませんね。

 

入賞者披露コンサート予定です。
◎第1位入賞者コンサート 10/21(日本時間10/22 午前2:00)
◎第2位入賞者コンサート 10/22(日本時間10/23 午前2:00)
◎第3位入賞者コンサート 10/23(日本時間10/24 午前2:00)

 
配信はこちら
The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition, first prize-winners' concert, 21.10.2021

 

反田さんの記者会見動画
 
反田恭平さん 第18回ショパン国際ピアノコンクール第2位入賞記者会見より
 
 
この会見動画、聴きごたえありますね~
 
6年前からずっとショパンコンクールを目ざしてプログラム作りをやってきた。
 
反田さん、ちょっと体型が小太りになったなと思っていたのですが、あれも演奏のためだったとは!
 
「海外のホールで響かせないといけないので、2年前から体作りをやってきた。筋肉を脂肪に変えてきた。髪型もサムライとして覚えてもらっている。本選は、40分間夢がかない続けた最高の瞬間だった」
 
本当に素晴らしい本選の演奏でした。私はただ感動してしまって、ずっとウルウルしていたもの。
 
一次予選では、やめたいと思うくらい悩んだこともあったとか。様々な迷いもあったのですね。
 
「これから自分を守るということをしていきたい」とおっしゃるのは、今後、巻き起こるであろう反響やコンサート依頼やら、諸々で身辺が騒がしくなるということでしょうね。
 
しばらくは自分のペースを守るのは難しいかもしれないけれど、6年間走り続けてきたのだから、少し体を休めて、祝杯をあげていただきたいですね。
 
 
 ぶらあぼ 高坂はる香さんのレポート
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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反田さん2位 ! 小林さん4位入賞! ショパンコンクール

2021年10月21日 | ショパンコンクール

2021/10/21

 

ショパンコンクールの結果がついに発表されました。

長く待ちました。

 

第1位 Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ、24歳)

第2位 反田恭平(日本、27歳)

第2位 Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロヴェニア、26歳)

第3位 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン、24歳)

第4位 小林愛実(日本、26歳)

第4位 Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド、24歳)

第5位 Leonora Armellini レオノーラ・アルメリーニ(イタリア、29歳)

第6位 J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(カナダ、17歳)

入選
Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア/アルメニア、17歳)
Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国、21歳)
Kamil Pacholec カミル・パホレツ(ポーランド、22歳)
Hao Rao ハオ・ラオ(中国、17歳)

 
【最優秀演奏特別賞】
マズルカ賞  Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)
コンチェルト賞 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
ソナタ賞 Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロヴェニア)
 
反田さん、2位おめでとうございます!
2位は2人です。イタリアのガジェブさん、浜松コンクールの優勝者です。
 
小林愛実さんは4位。おめでとうございます!
 
日本人の2位は、内田光子さん以来51年ぶりだということ。2人とも入賞はうれしいですね。
 
 
 
発表がだいぶ長くかかりました。決めるのが難しかったんじゃないでしょうか。
 
そう来たか!という結果でしたね。
私はブルース・リウさんはノーマークでした。演奏もこれから聴きます。
 
動画を貼っておきます。
BRUCE (XIAOYU) LIU – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
 
 
入賞者披露コンサート予定
◎第1位入賞者コンサート 10/21(日本時間10/22 午前2:00)
◎第2位入賞者コンサート 10/22(日本時間10/23 午前2:00)
◎第3位入賞者コンサート 10/23(日本時間10/24 午前2:00)
 
 
 
朝日新聞 
 
ぶらあぼ


 
 
 
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2人目のお子さんもリトミック

2021年10月20日 | リトミック

2021/10/20

 

今週は月、水曜日にベビーリトミックがありました。

それぞれ別の会場です。

 

月曜日は5か月からあんよくらいまでのお子さんが対象です。まだ誕生後、それほどたっていない感じの赤ちゃんが来ていました。

「何か月ですか?」とお聞きしたら、「1ヶ月です」とのこと。

1ヶ月で来られる方は、さすがにあまりいません。

「上に4歳になる子がいるんですが、そのとき先生のリトミックに参加していました。下の子が産まれたので、また参加したくて、館にお聞きしたら1ヶ月でも大丈夫ということだったので、参加しました」と、ママはうれしそうに話してくれました。

私は覚えが悪いうえ、たくさんの方とお会いするので、実はその方の顔が思い出せなくて。

やっているうちにだんだん思い出してきました。明るくて外向的でいかにも楽しそうにやっている方だったことを。

1ヶ月の赤ちゃんが参加できる催しはなかなかないので、ママの気分転換にもなります。ママ友にも会えますしね。

 

そして今日のリトミック。

3歳くらいのお姉ちゃんを連れたママが参加していました。赤ちゃんは3か月だそうです。このママの顔は覚えていましたよ。久しぶりです。

「お姉ちゃんが赤ちゃんのとき、リトミックに参加していたんですよ。下の子が3か月になったので、また参加しました。」とおっしゃいました。

親子でやる歌遊びは職員さんがお姉ちゃんの相手をしてくれたので、本当に助かりました。

ステップも、ママは赤ちゃんを抱っこして歩くのでお姉ちゃんとは手をつなげませんが、お母さんに代わって職員さんが手をつないでステップしてくれました。

お母さんが下の子にかかりきりだと、上の子はやはり寂しいのです。そういうとき、職員さんのような大人が関わってあげると、少し満たされるのです。

お姉ちゃんは赤ちゃんのときのリトミックをやっていたせいか、『とんぼのめがね』もトンボになって飛び回っていましたよ。

「はじめの歌」、「あいさつの歌」、「おわりの歌」のような定番の歌は、ずっと変わらず同じものをやっています。

お姉ちゃんは赤ちゃんだったとはいえ、覚えてくれていました。子どもの記憶力はすごくいいですからね。

だから、小さい時ほど、いい刺激や体験をさせてあげたいですね。

 

こうして数年たっても、2人目のお子さんも連れて来てくださる方がいると、うれしいものですね。

 

 

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本選の反田さん

2021年10月19日 | ショパンコンクール

 

2021/10/19

 

本選の反田さん、もう胸熱でした。LIVEでは聴けなかったので、朝一番に聴きました。

正装で出てきた反田さんを見たときから、もう涙腺がうるうる。

私も予備予選からずっとショパンコンクールを追って来て、ここまでやってきた長い道のりを知るにつれて、その重圧、強い思い、惜しくも退いていった日本人コンテストタントたちの思いも背負っての登場だと思うと、ほんと、それだけで胸が熱くなるのです。もう親戚のおばちゃん状態。

 ホールの後方から撮った会場全体と天井に輝くシャンデリアとステージに並ぶオーケストラ、正装で演奏するコンテスタント。コンクールというより、ほんとうに晴れがましい雰囲気。
 
 
 

ピティナ広報部さんのレポートによれば、「反田さんはこのオーケストラと指揮者のボレイコさんとは、まさにショパンの協奏曲第1番をツアーで共演した経験がおありだということ。」 

これは大変な強みですね。お互いに呼吸もわかっている仲ですから。 

演奏が終わる前からフライング拍手とブラボーが起こって、ほんとうに私も涙ぐみそうになりました。スタンディングオベーションの人もおり会場中が拍手喝采。
 
演奏後のインタビューでは、反田さん自身も「この1か月間ほんとうに長かったが、大満足の演奏ができた」とおっしゃって、会心の演奏ができたようですね。
私は「今までの努力が実ってよかったね」と声をかけたい気分にかられました。
 
 

 

反田さんはもう小林愛実さんのサポートにまわりたいとおっしゃっていました。同じコンテスタントですが、ライバルというより、お互いに目標を同じくする同志的存在なんですね。この言葉もすごいなあと感じ入りました。

そういえば、昨日、高坂はる香さんの現地レポートをLIVEで見たんですが、沢田蒼梧さんが出ていらして、こんなことを話していらっしゃいました。
 
「反田さんが練習室に来られて、ポロネーズが不安だと話すと、練習見てあげようかと言って、練習を見てくれた。ライバルというより、他のコンテスタントに優しい。自分の持っているものを分け与えてくれた」と。
 
単なる競争相手ではないんですね。ともに上がっていく仲間なんですね。
 
 
【沢田蒼梧さん・進藤実優さん特別出演】高坂はる香さんがショパンコンクールのファイナリストを紹介! ~ワルシャワの街から
1:04:23頃から (頭出ししたつもりですが、できているかしら)
 
 
 
2021ショパンコンクール~反田恭平さん本選演奏後インタビュー Kyohei Sorita Interview at Chopin Competition FINAL
 
 
 
 
私は2017年から4回、反田さんのコンサートに行っていました。
2017年10月には東京芸術劇場で、日フィルとのショパンの協奏曲第1番、第2番の演奏を聴いていたのです。
でも、その頃は反田さんがショパンコンクールに出場なさるとはつゆ知らず。あの頃から、もう準備を進めていたんだなと今になって思いました。
 
その時のブログ記事はこちら。
 
 
ワルシャワフィルハーモニーの管弦楽の音の響きのすばらしさ!
今回、You Tubeの配信の映像は鮮明で音響もよくて、ほんとうに臨場感があってコンサートが楽しめています。
 
20日(水)の25時(26日午前1時)から小林愛実さんの登場です。こちらを楽しみに待ちましょう
 
反田さんの動画がアップされましたので貼っておきます。
 
KYOHEI SORITA – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)
 
 
 
 
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本選スケジュールと、NHK「ショパンコンクールのレジェンドたち」感想

2021年10月18日 | ショパンコンクール

2021/10/18

 

ショパンコンクール本選は今日の深夜、日付は19日(火)からです。

 

◆日本のファイナリストの演奏予定時刻(日本時間)

反田恭平さん
10/18(月)26時50分頃 (=翌10/19(火)2時50分頃)

小林愛実さん
10/20(水)25時00分頃 (=翌10/21(木)1時00分頃)

 

すべてのスケジュール

◆10/18(月) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) Kamil Pacholec カミル・パホレツ(ポーランド/22歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Hao Rao ハオ・ラオ(中国/17歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

--(休憩)--

26:50(翌2:50) 反田恭平(日本/27歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

27:30(翌3:30) Leonora Armellini レオノーラ・アルメリーニ(イタリア/29歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11


◆10/19(火) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(カナダ/17歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア・スロヴェニア/26歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

--(休憩)--

26:50(翌2:50) Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン/24歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

27:30(翌3:30) Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア・アルメニア/17歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11


◆10/20(水) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) 小林愛実(日本/26歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド/24歳/スタインウェイ479/)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

--(休憩)--

26:50(翌2:50) Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国/21歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

27:30(翌3:30) Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ/24歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

 

 
 
昨夜はNHKEテレのクラシック音楽館で放送の「ショパンコンクールのレジェンドたち」を見ました。
 
貴重な映像で大変勉強になりましたし、おもしろかった。
この人が優勝したとか、こんな演奏だったと記録で読んでも、なかなか演奏動画までは見てません。(You Tubeがありますけど、なかなか探してまで見ないので)
 
ショパンコンクールは第1次大戦終結後の1927年(昭和3年)から始まったのですね。
 
ポリーニの24の前奏曲(サントリーホール 2002年)の演奏はどうも私にはピンとこなかった。この荒々しさはなんだろう。前奏曲ってこういうふうに弾くものかしらと。
小林愛実さんのほうがずっといいと思うのですが。
 
まあ、それは個人の好みということで・・・。
 
1980年のポゴレリチの演奏が審査員たちに巻き起こした議論。話には聴いていたけれど、その動画は初めて見ました。彼はカジュアルなシャツにパンツ、赤い椅子で弾いているんですね。ちょっとロックミュージシャンぽい。
 
作品の解釈にどこまで個性や自由が認められるのか。彼はこのコンクールにはふさわしくないという審査員に対して、席を立つアルゲリッチら数人。審査員たちもみな一流の弾き手であり、芸術家としての誇りもあり、自論を持っていますよね。
 
ショパンらしさとは、新しい解釈とは、今も議論の余地のある問題ではないかしら。
 
それにしても、あの時代に若き日本の女子、中村紘子さん、小山実稚恵さんが入賞していたとはすごいことですね。
 

ショパンコンクールのレジェンドたち - クラシック音楽館

ショパンコンクール・ファイナル直前特集!▽ポリーニ、ブーニン、小山実稚恵、ブレハッチ…コンクールが世に送り出したレジェンドたちの名演奏をたっ...

クラシック音楽館 - NHK

 

 

昨日紹介した動画の感想で

【ショパン国際ピアノコンクール】空前絶後の華麗なる戦い! 反田恭平&角野隼斗 満場の喝采を浴びた第3次予選の舞台が終わってほっと一息しているおふたりへ藤巻暢子さんが緊急インタビュー!

https://youtu.be/8jzLwoCrO3o

今回参加したコンテスタントたちは、世界中に演奏が配信されることによって、自分の存在をもっと広く知らしめることができたと思います。

角野さんは、今までショパンにふれたことのなかった人々をクラシックの作曲家ーショパンに導いていったと思うし、ご自身がさらに飛躍するきっかけになる大会だったと思うのですよ。

反田さんも世界中からコンサートの依頼が来ているそうですし、反田×角野ペアでワールドツアーに行ってもらいたいですね。

もちろん、その前に全国ツアーをお願いします!

今回の大会もきっとNHK取材班が入っていると思うので、後日の舞台裏放送がもう楽しみ。(気が早い)

 

 

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