2021/10/01
(この記事は、今日の宮内庁発表前にアップしたものですが、眞子様の複雑性PTSD報道を耳にして、無関係な人にあれこれ言われるのは(中傷であれ賛同であれ)ご本人にとって、つらいことだろうなと思いました。それで一旦、記事は下書きにしました。その後、考えて、期限付きでアップすることにしました。)
〈追記〉
この皇族結婚については、もっと深い問題が隠されていると気づいたので、しばらく記事はこのままにします。
眞子様のご結婚については、100人いれば100通りの考え方があると思うくらい、報道は過熱しているし、いろんなことが言われていますね。
多くの意見が出ているので、これ以上、私などが言うべきではないと思ってきましたが、やっぱり私も感じたことを少し書いておきたい。
AERA.dotに北原みのりさんが書いていたことに私も同感です。
https://dot.asahi.com/dot/2021092900024.html?page=1
一部引用させていただきます。
「小室さんのロン毛について。多くの人の想定を超える空気の読めなさと(誰が小室さんがロン毛で帰国することを予想できただろう)、垣間見える尋常ではない深く強い自己肯定感。こういう人でなければ、何の後ろ盾もない一般男性が皇室の女性にプロポーズするなど、無理なことなのだと理解した。」
(中略)
「小室さんのロン毛。女性の自由と権利を搾取するシステムそのもののおかしさを超越した破壊力。私は初めて、小室さんを好きだと思った。もうこういう破壊力を持つ人しか、日本のプリンセスを自由にできないのかもしれない。眞子内親王の新しい人生を応援します。」
(あとは全文をお読みください)
やはり、こういうふうに考える人がいるのだなと思ったので、私も書いておきます。
ここ2~3年の結婚報道を見ていると、皇族と結婚しようとすればどれだけ大変か、ふつうの人ならわかるでしょう。
いえ、もう美智子さまの頃からそうでしたね。
自分だけでなく、家族の3代前にさかのぼる家系が出たり。両親の出身校やら職業、兄弟・姉妹のこと、自宅のおおよその住所まで・・・。
そして、パパラッチのような人々が自宅や学校や職場の近くに出没して、プライベートを覗き見られてしまう危険にも晒されるのです。
自分にとって無関係な人たちなのに、自分のことを話題にしている・・。
男性としたら、そういう困難さを考慮してもなお、この人と結婚したい、一生かかってもこんな素晴らしい女性には出会えないと思わなければ求婚しないでしょう。
一般男性にとって、それはハードルが高すぎる、腰が引けてしまうことだと思うのです。
眞子さまは、きっとこのことを充分承知していらして、自分に求婚するのは小室さんだけ、と思われたのではないか、というのが私の推測です。
こんなふうに小室さんとのことが報道され続けると、万が一、万が一ですよ、ご結婚が白紙に戻ったとしても、あまりにも小室さんの印象の強い眞子さまに、今後プロポーズする男性があるのだろうかと思わずにはいられません。
まわりからそれほどに祝福されない相手は、一時は恋愛感情がまさって結婚したいと思ったとしても、本当に自分の選択が正しいだろうかと躊躇してしまうと、私なら思うのですけど。
眞子様は、皇室の不自由さ、窮屈さから抜け出たいと思っていたに違いありません。自分で自分のことが決められない、いつも注目されている皇室から出て、自由になりたいと思っていたでしょう。
自分の力で生きていきたい、自分で物事を決めたいと思っているのではないかと。眞子様は新しい時代の皇族、今どきの女子なのかもしれません。これは、旧態依然とした皇室の在り方に対する眞子様の異議申し立てではないかと。
さらに、自分のあとに続く佳子様をはじめとする未婚の女性皇族のためにも自分が頑張って道すじをつけておく必要がある、とまで考えているかもしれません。
皇室って、やはり時代を映す鏡だと私は思うのです。
私個人としては、報道による情報しか知りませんが、あまり小室さんに感心しない気持ちを持っています。実際に会ったこともない人なので、正しいかどうかわかりませんが。
もし、人格・行動の優れた親子であったら、きっと近所の人とか、職場の人とか、学友とか、「あいつはいいやつだ」、「お母さまは信頼のおける方です」とかいう言葉が出てくると思うけれど、それが見えてこない。小室親子をじかに知っている人々はたくさんいると思うのですけれど。
いずれにしても、何も知らない私が軽々しく言うことではありません。
眞子さまがここまでご自分を貫いたのだから、たくさん幸せになっていただきたいと願っています。
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