顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

水戸黄門まつり2018 寸描

2018年08月07日 | 水戸の観光
昭和36年(1961)に始まり今年で58回を迎える水戸黄門まつりは、例年通り8月第1金土日に行われました。初日の金曜日の千波湖畔の花火大会で幕を開け、土曜日は水戸黄門パレード、市民カーニバル、日曜日は神輿や山車の巡行など催し物いっぱいの真夏の祭典です。

水戸駅のペデストリアンデッキでは、市内の小学生による「傘影のデッキ」というオブジェが空を覆って涼しさを演出していましたが、それ以上の猛暑の一日で、関係者が測定していた暑さ指数の温度は37度を指していました。

祭りの花形、市内の神社や同好会などの神輿が合計11基も繰り出して大通りを練り歩きました。あまりの暑さに、子ども神輿渡御の午後の部は急遽中止となりましたが、賢明な判断だと思います。

南町2丁目での山車の競演、ノリノリの笛太鼓のリズムで盛り上がり、祭りのムードも一気に高まります。通りの商店会や市内外の山車連が14台の山車を繰り出しました。

祭りは鯔背な格好がよく似合います。お祭り好きは年齢にはまったく関係ないのがよくわかりました。

土日の2日間は国道50号の目抜通りを午後2時から9時まで歩行者天国にして、各町内ごとに様々なイベントが行われました。郊外のバイパス沿いに大型店が次々と出店し、かっての賑わいが失われた大通りも、この日ばかりは賑わいを取り戻していましたが、関係者の話ではこの猛暑のため、客足は伸びなかったようでした。