美瑛富士避難小屋
美瑛富士1888mの近くにある携帯トイレブースの維持管理は北海道の山岳団体が分担して実施している
なぜ大雪山国立公園の特別保護地区に指定されているのに行政がやらないのかというと、美瑛富士避難小屋には長年トイレがなかった。この場所は日本百名山の十勝岳や旭岳へと続く人気の縦走路の中継地にある。夏季、多くのテントが並ぶが、常設トイレはない。過去には、登山者の排せつ物で、ティッシュの花が点々と咲き、ウンチ街道と呼ばれ環境は悪化の一途だった。平地でのふん尿はバクテリアですぐ分解するが、本州の標高3千m級に匹敵する大雪山は気温が低く、分解が進まないティッシュはなおさら残る国内最大の大雪山国立公園の登山道(総延長)は300㎞にもなるが常設トイレは5カ所と少ないこの窮状に立ち上がったのが、地元や札幌など道内の山岳愛好家たち
特に、2000年に設立された「山のトイレを考える会」などは、大雪山のトイレ増設を道や国に求める署名活動を始めた。2015年から環境省や「山のトイレを考える会」は、毎年、「テント式ブース(簡易)」を設置し、登山者が自ら持ち帰る「携帯トイレ」の普及をPRしてきた頑丈な携帯トイレブースの設置を環境省に求める代わりに、維持管理(点検・清掃等)を担う「美瑛富士トイレ管理連絡会」が道内9つの山岳団体で結成そして、ついに、環境省は各山岳団体の要請を受け、2019年8月、「携帯トイレ用ブース(頑丈で固定式)」を設置
しかし、ブースは携帯トイレを持って来た登山者が排せつする際のいわば目隠しブースにすぎない携帯トイレ自体の普及はあまり進まず、そのまま用を足す人が今も後を絶たないそこで、ブースの清掃や点検は、「山のトイレを考える会」など山岳団体が交代で行っている。美瑛町や上富良野町が山麓の使用済み携帯トイレを回収している。がいずれの団体も高齢化が進んでいる自然公園施設にかかる予算は減少傾向トイレを将来にわたり維持するには協力金を払う人を増やす必要がある。登山者が誰でも簡単にできる維持管理方法を模索するべきだとの意見もある。今後の課題だ。まずは、避難小屋に一般的な山岳トイレが設置できるように、引き続き、行政等に働きかけていかねばならない多くの皆様のご支援ご協力をお願いいたします
※凌雲閣のトイレの女神
【山のうんこ編】携帯トイレ回収ボックス点検等携帯トイレ回収ボックスは、使用済みの携帯トイレを入れる箱。設置箇所の市町村に携帯トイレの処分をお願いしている。ゴミ投棄防止のためボックスには鍵を掛けている箇所がある。鍵番号は統一番号「530」(ごみゼロ)。
さあ巡回十勝岳温泉登山口近くの凌雲閣さんが管理しています。ちゃんと磨いてよ~凌雲閣女将から飲料水差入れいただく売店では携帯トイレが結構売れているようだ。550円から600円に増額して維持管理費(協力金)に充てることは出来ないかなどの意見があった。山のトイレマップ補充~
白金温泉白金温泉街公衆トイレの横に設置嬉しいことにふん尿山盛りてんこ盛りだわ臭~ちゃんと袋閉じてないのもあるし~発酵しすぎ~早く回収して~ちゃんとシール貼ってよ~それにしても、目立たない携帯ボックスだな~
十勝岳の登山口(望岳台)十勝岳望岳台防災シェルターに携帯トイレ回収BOX。ここも目立たないここもうんち山盛り。臭~携帯トイレの利用状況等を意見交換自動販売機横にスペースがあるので携帯トイレ販売機の設置を検討してみてはどうかなどの意見があった。山トイレマップ補充~
吹上温泉(白銀荘近く)宮沢りえさん入浴した温泉近くにある。三段山うんち十勝岳&美瑛岳&富良野岳うんち良く食べれられるね~山トイレの神だわ古いラベルは次回に取り替える予定。どこも山盛りうんちで、今日はお疲れさまでした
【美瑛富士携帯トイレブース維持管理編】
さて、小生はじめての美瑛富士避難小屋携帯トイレブース維持管理当初、十数名集まると思ったら僅か数人・・・お盆だしねおまけに、現地は霧、風やや強し、寒い・・・トムラウシ遭難事件思い出す(石垣山で引き返し1名、道外の登山者しっかり冬装備偉い)途中で下山する勇気も大雪(大切)だよ本日のリーダー挨拶(山カラばっか)。勝利の栄光を、君に皆様寝坊して遅めの出発トイレ旗のポール意外と長く重く持ってこなければ良かったと後悔yosi棒と名付けるナキウサギの声だけに癒されるうぉおぅでた~おばけゴミ拾い。衣類や紙類など約3時間半で到着。避難小屋、トイレブース、野営地周辺、広範囲を点検。いずれもきれいな状況で、ゴミ等の散乱は特になかった。ブース固定のワイヤーが緩んでいた。ワイヤーが緩む原因は埋めたペグが緩んでいる。わや。素人作業では修繕不能であり今後の課題である。強風ならいずれ傾くかもしれない。石運び重いであります隊長重たいの頼むわ~ピカピカにするT女史。心もねこの中に携帯トイレおくのよ今年1235人利用カウント盛ってないあまりの寒さに休憩。ふぐすま県こおりやまのベテラン登山ガイドに北海道の山々の魅力語られる。「本州はもうレジャラーランドのような山ばかりで簡単になってすまい、おもすろぐない。北海道は厳しい自然の上、人がいなぐていい」とのこと。カムエク3回など凄い経歴だった。暖まる白湯ありがとうございます小屋周辺はキレイだった。コロナによる登山者の減少かな。トイレ道のようなところのテッシュもなかった。イワギキョウと避難小屋任務終了後、やや晴れてくる 参考:2020年美瑛富士避難小屋点検パトロール日程7月19日 札幌山岳連盟/7月26日 北海道山岳連盟/8月2日道北地区勤労者山岳連盟/8月16日 山のトイレを考える会/8月30日 道央地区勤労者山岳連盟/9月13日 北海道山岳ガイド協会/9月27日 大雪山国立公園パークボランティア連絡会
【美しい木々花々酒々編】汚い跡はキレイな花々などでアオノツガザクラエゾノツガザクラ&アオノツガザクラミックスエゾノツガザクラ8月中旬でもチングルマ咲き乱れエゾヒメクワガタエゾノコザクラエゾウサギキクエゾツツジミヤマタネツケバナマルバシモツケチシマアザミイワギキョウ&コケ?シラタモノキミヤマアキノキリンソウ他省略一句エゾマツに少数精鋭何想う育っているわ~神秘的な蜘蛛の糸多数見上げればいつもギリシャ神話のメドゥーサのようだ。小生だけ最後まで前後逆のコーディネート・リーダーTシャツ出口で他団体が携帯トイレブースアンケート調査実施いろいろ思うことありますが、さあ呑むべ熱燗温まる・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます