日本の三角測量の基点となる直線(基線)が全国に15(北方領土含む)ある。札幌にも立派な「札幌基線」がある。約4.5㎞を散策。「札幌北端」は(標高7.61m)は北区麻生の創成川下水処理場内にある。麻生球場も近い。「札幌南端」(15.01m)は北区北11東1の創成川沿い緑地帯にある。交通量の多い車道脇でやや危険平地設置で見事な基線。「4539・7703m」と記されている。設置は1900年(明治33年)。0・1㎜まで計測する技術があったのには驚かされる。2点間の距離を正確に測量したことが分かるこの基線を中心に測量範囲を広げ北海道の地図が作られた。
開拓使三角測量基線は、苫小牧市勇払とむかわ町田浦を結ぶ「勇払基線」、一本木基点(北斗市)と亀田基点(函館市)を結ぶ「函館助基線」などがある。
ちなみに、15基線のうち「相模野基線」神奈川県北東部は日本の三角測量の基点となる直線(基線)の一つで訪れるファンは多い 我が家と見事な三角形だった・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます