主な月刊登山専門誌として、「山と渓谷(山と渓谷社)」&「岳人(中日新聞社)」がある。個人的には「ヤマケイ派」であるが、内容によっては硬派の「ガクジン派」でもある。しかし、中日新聞は、「岳人」の発行を9月号からモンベル傘下の会社に引き継いだ。んで・・・モンベル創刊号?「岳人」と「ヤマケイ」の両専門誌を飲みながら読み比べ。
「岳人」は京都大学の有志により1947年に創刊。1949年から中日新聞社が発行、2014年2月に創刊800号。「山と渓谷」が入門者を主なターゲットとする“デパート”とすれば、「岳人」は“専門店”であると何かの記事で読んだことがあるが、いまでは「ヤマケイ」も専門書に近い記事も多くていい。「山と渓谷」は1930年に創刊。来年は85周年だ。表紙は美しい山のカラー写真が多い。読み応えのある登山ルポに便利な名山ガイド。時々知人も載っている。初心者から上級者まで幅広い層の登山愛好者に支持されている。編集長は「登山の用具」と「技術」と「ガイド」、この三つを必ず毎号入れたいと語っている。山岳環境や雪崩特集や遭難対策の記事も参考になる。
山ガールブームの火付け役は、2009年6月に創刊した女性向け雑誌「ランドネ」(エイ出版社)も超初心者にやさしいガイド本だ。男臭い汗くさい?「岳人」や「山と渓谷」などとはタイプが違う。モデルにすべて女性を起用。山ガール用のおしゃれなファッションや料理、道具を紹介している。
「BE-PALビーパル(小学館)」は、アウトドア全般で面白いが、消費税増税で節約のため山特集の場合のみ買うことにしている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます