「凍」沢木耕太郎と「K」谷口ジロー📚
今回の慌ただしい山行で同行した本2冊
JRで男梅サワーを吞みながら
…読破
「凍」沢木耕太郎
世界的な登山家(最強のクライマー)山野井夫妻(泰史・妙子)がヒマラヤの高峰・ギャチュンカン7952mの北壁に挑む
下山途中に雪崩に襲われ遭難するが奇跡の生還を遂げる
凍傷で手足の殆どの指を失うという代償を払っても山野井夫妻は登り続ける
迫真に迫るノンフィクションだ
この本「新潮」に掲載された「百の谷、雪の嶺」を改題し「凍(とう)」となった。「凍」てつくだけではなく全力を尽くして「闘」である内容だ
講談社ノンフィクション賞受賞作
「K」谷口ジロー・画・遠﨑史朗・作
ネパールのアスマーレ村で暮らす「K」と呼ばれる謎の日本人。普段はヒマラヤ登山のシェルパをしているが、絶望的な遭難事故が発生すると人は彼に救助を求めにくる
K2北壁、プモ・リ北壁、エベレスト南西壁、マカルー西壁、カイラスで遭難者の救助に挑むクライマーKの物語だ
谷口氏はヒマラヤの高峰の大きさや岩壁の高さを緻密に描写
登山者のみならず、読む人すべてに圧倒的な山の凄まじさ、迫力を伝える
遠﨑氏は、主人公のKを超人ではなく、謙虚で誠実な人間として描いている。手塚治虫文化賞受賞作
両本とも手に汗握るめくるめく冒険譚的な内容
おまけ2度目の駿府城・巽櫓・東御門
本丸跡の鷹狩・徳川家康公之像
奥に竜爪山(りゅうそうざん)1051m。駿府城の鬼門の方向にあったため、徳川家康も崇拝した山。いつか登ってみたい
お堀に捨てられた亀
外来種の亀
除去されずにのんびり
仲良く散歩
城代橋の鳩🕊
しばし富士山ともお別れ
伊勢原の大山
久しぶりの
E5系・・・