天気予報に釣られ引続き散策に!東京は桜も終わり八重桜(ヤエザクラ)全盛。故郷の新十津川では苗床つくりが始まる。まだ数℃の状況、数十cmの雪があると言う!恐らく苗床を覆うビニールハウス予定地を早めに除雪してあったのだろう。
近所を動員し手分け、それが各農家一斉に。一方、東京では蜜蜂が舞い始める。好きな筆竜胆(フデリンドウ)群生地で出会。(写真クリックし拡大)左は花に止まった蜂。
そして花へ頭を突っ込む蜂。花が咲き、香を出すのはお得意様への招待状。植物と虫達の依存関係が地球上の彼方此方で起きてる。TVドラマ・ 北の国から”遺言”で自然が生かす為に少しだけ恵みを分けると言っていた世界が此処にも。
また、近くの花へ。頭や体についた花粉がこの花へ。筆竜胆(フデリンドウ)の香・色や花の構造で謀られた作戦。蜜も充分な量を与えない様にしているのだろうな。次から次へ行かせる様に!
「ひたすら待ち」「一方もひたすら探し回る」。それで生き残り、次の世代へ繋がる。
別の繋がりも。土から孵ったばかりのキリギリスは、成虫になる迄に何回も脱皮を繰返す。その為必須なタンパク質。この時期の肉食は重要、食べておかないと産卵にも影響する。花で蜜を求めてくる虫を待つ…
君も、「ひたすら待つのかい」。その小さな体で。花韮(ハナニラ)に来る小さな虫を狙うが、同じく生き抜く為に大きな捕食者も来る…。もしかすると君を狙う者は花韮(ハナニラ)の匂いが苦手なのか?
或いは、君の色は花の色に同化して眼に触れにくい?
本当にお互いが助け合う様にしながらも、敢えて完璧にせず、時々は捕食者の餌食になる事もあるだろう。それでそれぞれの種のバランスが保たれる。
水の中では、カエルの卵が孵ってオタマジャクシに。君は大きいから何カエル?
10年前に近くの公園でも良く鳴いていたウシガエル君ならイイネぇ。
此処は保護地区だし、鯉の様な大型に魚もいない。精々、鳥に啄まれる程度かな
その数なら確実に生き残るものがいるね。
花ももっと載せたかったが、この程度が適切か
季節は、白から紫に変わってきたね。
菫(スミレ)は勿論だが、今花大根(ハナダイコン)が全盛