曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
晴れの日は兎も角、曇りに出かけると流石に冬を実感させられる。場所にも因るが池全面に結氷する様な冷え込みは無い様だ。氷の合間の水面に映る木陰が良い味に。 枯れた野草や木の実でもと趣を変えて歩いてみた: |
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薄(ススキ) |
鬼野老(オニドコロ) |
白膠木(ヌルデ) |
大葉夜叉五倍子(オオバヤシャブシ) |
他に枯れて尚、結構存在感を示しているのが次の… | |
野原薊(ノハラアザミ)だと思うが最後の種を飛ばす迄シッカリ骨格を保っているかの様だ。未だしがみ付いてる種は蜘蛛にした虫の様にも見える。 |
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尉鶲(ジョウビタキ)雌だが…人に慣れて来たのか?比較的近くでも逃げずにじっとしていた。 |
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好天の散策の帰り道、清水入緑地に来ると、頭の方でパチパチ音がする。見上げると鵤(イカル)達が木の実をもぎ取り噛み砕く音だった! |
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瑠璃鶲(ルリビタキ)の雌。彼等の行動範囲は比較的狭いのか同じ所で良く見かける、地表に降りて見つけたものを啄みたいのだろうが直ぐ近いの高い所に移動して付近の様子を 確かめる様な行動。ジョウビタキも同じような行動をするのでビタキの類は皆同じ行動なのかも。それにしてもルリビタキの雄に真面に会えっていないのが残念。 |
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山雀(ヤマガラ)はエナガとの混群に良く混じって見かける。エナガ同様に良く動くので捉えにくい。 正面から見た表情も、何かの種の様なものを両足に挟んで食べる姿も可愛らしい |
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一昨年だったかホウノキの葉が丸まり枯れた草原を遡上する鮭の様なものを見かけた事がある、そんなものがないか意識して眺めてみると以下の様なものも: | |
両方とも物の怪の様な雰囲気が…左は正月早々の福笑いのオカメの様な感じ、表情も柔らかく親しみを感じる。 右のものは立木にできた穴になのだが何かの動物が睨んでいる様にも見え不気味。多分穴に溜まった水に枯葉が入って朽ちたものだと思うが… 穴の様なものは変に覗くな!との戒めかな(笑) |