曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く | |
知床へ家族で来るのは初めてだ。学生時代、ウトロの海岸で野宿した事もあるし数年前は友人に連れて来て頂いた事も…いずれは家族と思いつつ今回実現。 冒頭のものと本文の直下のものは知床五湖。此処はネイチャセンターで立入許可証を発行して貰い10分程度の自然保護と羆対策のレクチャーを受けないと入れないエリア。 レクチャーで印象が残るのは「靴底を洗って下さい」と「仮に熊に遭遇し襲ってきても威嚇の事が多いので慌てず静かに下がる」「木の上等頭上も注意」の二つ。 前者で気にされているのは大きな写真を掲示されていたアメリカオニアザミ。初日の紋別でも海岸沿いで抜き取られず沢山見かけた!北海道の草刈業者は優秀で草刈だからと 無節操に刈らず野草の花をちゃんと残してくれてる、アメリカオニアザミは其れなりにきれいな花を付けるので放置してしまう傾向があるのかも?ちゃんと伝えた方が良い! 熊はネコ目だからきっと同じでいきなり食いつく様な事はしないんだろいなぁ、木の上はきっと子熊が登ってるケーズで傍には親もいると言う事か。 初日は雨だったがこの日は朝から良い天気でこんな風景、今頃始まっているかもしれないが紅葉があると格別だったろうなぁ。 五湖から一湖まで3kmを歩いた終段の一湖付近には木道がある(下の写真)。木道は地上数mはある高いものだが熊は登れるので両面には電気柵も設けてある。 木道から海も見える、遠くに薄っすら北方領土らしき薄い島影もみえたが残念ながらこの写真では分からない この日は8時出発、カムイワッカ湯の滝、知床五湖、オシンコシンの滝から神の子池、裏摩周と結構な距離移動しホテルの付いたのは17時過ぎだった! |
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以降が知床五湖の前に出向いたカムイワッカ湯の滝: | |
此処は家族に是非見せたいと思って居た!これがお湯、実際にはぬるま湯。 キャンピングカーで一人旅の方もおられ彼は沢登の装備があるのでこの先迄湯の中を歩いて上がって行った。其処迄はしないが家族は驚いていた。 もっとスローシャッターで撮りたかったが三脚もNDフィルターも持参なく、この程度が限界だった。 |
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カムイワッカ湯の滝は知床五湖の先にあるのだが…その分かれ道に入る途中、道路横断時小学生が手をあげる雰囲気で蝦夷鹿(エゾシカ)の親子が此方を注視。 車を止めるとゆっくり横断していった。 |
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エゾシカの親子の横断に出会って暫く行った急な山沿いでエゾシカの雄がこちらを見ていた!孤高で威厳のある姿は撮れなかったが崖を下るシーンが上の左側 カムイワッカ湯の滝へ向かう道路は冬場は閉鎖される様だが砂利道とは言え数年前と違ってしっかり踏み固められ比較的通りやすい、右側の写真の感じだ |
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カムイワッカ湯の滝、知床五湖の次に立ち寄ったのは道路沿いにあるオシンコシンの滝: | |
海岸沿いを走る道路のすぐ脇にあるので見逃しがち、看板はあるが大きな切り立った崖がありひょっとするとこの崖を登らないとみられないのか?と誤解する位(笑) 水量もあり見応えがある。左側は滝の足元の雰囲気を、右側は少し引いて遠くからのもの |
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次はオシンコシンの滝から天に向かう道の傍を…時間がないのでパスし神の子池へ一目散で | |
美瑛の青い池の方が新しい筈だが青い水を湛える池があると言うので来てみた。傍の駐車場までの道路は砂利道、カムイワッカ湯の滝への道路は整備されて平均30kmで走れる が此処のは凄い!大きな窪みだらけで車は左右に揺れ、徒歩程度…笑うしかない状態。下段の2枚は神の子池の入口のもの、薄暗く成って来たし本当に青い色が見られるのか? 心配だったがちゃんと有った。此処は湧水池の様だがどうして青いのかは不明。池の底が青いのかも知れないなぁ |
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次は裏摩周展望台: |
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摩周湖へは二度程来てるが所謂”霧の摩周湖”で見た事がない!薄暗くなってきていたが神の子池の傍だったので足を延ばした。 「やぁ、見えた!見えた!」人影が少ないのも良かった。今度は紅葉時期で是非明るい時に来たいものだ! |
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