暑い。むちゃくちゃ暑い日が続く。新聞によるとこの残暑は2週間も続くと言う。そんな暑い日に大判カメラのマンツーマン指導の申込があった。わざわざ遠い所よりお出でのお客さんの為にも手を抜いた指導は出来ないと技量に合わせたカリキュラムを組み立て東大構内に移動。ただ照り続ける日差しが容赦なく攻撃態勢に入っている。この攻撃を避けるシェルターは無いかと逃げ込んだ場所は皆さんご存知の三四郎池。森に囲まれた三四郎池からは風の援護もあり他の場所より涼しく感じられる。気持ちを落ち着け撮影指導を開始。池の手前の飛び石から池の中の小さな島、そして後方の森、全てにピントを合わせるパンフォーカスアオリの方法や微妙なピント面のコントロール等を親切丁寧(本当かな?)に教える。受講者は大判カメラ歴1年でアオリで何が出来るかを理解しているけど詳しくは解らないとの理由で受講。マンツーマンの指導だと自分のペースで質問等も出来て解りやすいとの評価を貰う。おだてられれば乗ってしまう単純な性格なので、その後、近接撮影時のアオリ。場所を安田講堂に移しての形の修正アオリと 立て続けに指導。予定の3時間はあっという間に過ぎたのでした。「今日は本当にためになりました」と帰って行かれたお客さんに対して「暑い中、大変ご苦労様でした」と見送った。そんな訳でワイズでは定期的な大判カメラ教室の他に、マンツーマンによる指導も受付けています。ここだけの話ですがプロカメラマンからの申込もありましたので、皆さん遠慮なくお問い合わせ、お申込み下さい。