おめでたいニュースです。日本リンホフクラブ・ワイズ大中判写真の会会員の叶悠眞さんが、富士フイルムフォトサロンの難関と言われる審査に合格して写真展を開催することになりました。それも従来の写真展では無かった大判カメラで撮影した航空写真の写真展です。大判カメラを撮影するのは地上でも難しいとされていますが、これをセスナに乗って撮影するのですから相当な技術が必要となります。何故こんな写真展開催が可能なのかは叶悠眞さんがワイズで航空写真家の芥川善行さんと出会った事から始まります。芥川善行さんが愛媛から上京する度に航空写真撮影のノウハウを教わり、自身でも100時間以上空を飛んでの努力の結晶なのです。今回の写真展は「東京上空 暫し鳥になって・・・」として皆さんが日常、平行状態で目にする新宿御苑、浅草、都庁、東京タワー、スカイツリー、根津神社、東京大学、上野公園などなどを鳥の目のように俯瞰撮影した作品となります。撮影場所を聞いただけでも興味が湧きませんか?。10月19日よりの開催となりますのでご期待下さい。さて昨日は荒選びした500カットの中から更に100カットに選定し、ここで叶さんが師と仰ぐ芥川善行さんにご登場頂き更に更に40カットまで選定して頂きました。展示に関しては全倍サイズをメインと考えていますので、最終的には25カット近くまで絞り込まなければなりませんが芥川善行さんから及第点をもらい叶さんも流石にホッとしていた様です。ライトボックスの上の写真を見ただけで、どんなに期待できる写真展か想像できますね。芥川善行さんが1枚1枚作品をルーペでは確認している前で神妙にしている叶悠眞さんの緊張している顔が印象的です(手前は日本リンホフクラブ会長の清水実さん)。2時間に及ぶ写真選定後はいつもの様にワイズ近くのお蕎麦の美味しい田奈部で一回目の祝杯を上げましたが、開催までに果たして何回の祝杯になるかは誰も想像できないでしょう・・・。