大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

エイムックNo17カメラマガジンに大判カメラ特集が掲載される。

2012年05月31日 | BOOK

先日の月山撮影会の時、会社からの電話連絡で「カメラマガジンに大判カメラマニュアルのレンズ焦点距離換算表を掲載したいので許可が欲しいと雑誌社から連絡がありました」とあった。通常このような場合、掲載媒体や出版社を調べて可否を決定しますがカメラマガジンと言えばエイ出版社からの出版物と言う事も分かっていましたのでその場で了承を伝えました。撮影会から戻って暫く経つと、写真の「カメラマガジン」が私宛に届きました。担当編集者の手紙には「フイルムカメラの魅力を読者の皆様に伝える事を使命としております幣誌といたしましては、大判カメラの魅力もより多くの方々にお伝えできればと思っております・・・・」と嬉しくなる様なメッセージがありました。本を開くと「大判カメラで撮りたい」と言う特集の中に、レンズ換算表がそのまま転載されていました。キャプションには「出展「大判カメラマニュアル」ワイズクリエイト」とありました。雑誌社がこの様に大判カメラの特集をするのはやはりそれなりの理由があると思います。それは紛れも無く、このデジタルカメラ全盛時代に、一部の銀塩フイルム回顧現象が起きているからと思います。先週の土曜日も35mm一眼レフカメラの経験しか無い若い人(30代前半?)が来店され、いきなり8x10インチ大判カメラの注文を受けました。またやはり同年代の方がデジタルでは撮影が面白くないので4x5大判カメラで風景写真を撮影したいと木製4x5カメラを注文されました。確かに木製カメラからの入門ならば10万円台でチャレンジ可能です。これらの人が将来は大判カメラの雄であるリンホフカメラに移行したら最高と思ってしまうのは私だけでしょうか。また、この二人に共通した購入動機が私の書いた「大判カメラマニュアルを読んで」と言っていたのには大感激でした。何かサービスしちゃおうかな・・・。