先日、ふとしたことから立ち寄ったコンビニで池波正太郎の「剣客商売」のコミック本を発見し思わず購入してしまった。実は池波正太郎のファンでこの「剣客商売」は小説では全部読んでいたのでした(司馬遼太郎はもっと好きです)。結構仕事が忙しく息抜きのための購入でしたが日頃パソコンで疲れたしょぼしょぼの目ではこの小さなコミック本を読むことが出来ませんでした。仕方なく大きめの虫眼鏡を取り出しやっとの事で一冊読み終えることが出来ました(何処が息抜きか分からない状態でした)。小説版だと文字を拾ってそこから登場人物や周りの景色を想像しイメージを造り上げながら読んで行くのですが、その点コミック版は楽です。登場人物の顔も姿もしっかり描かれているし風景描写もバッチリ決まっています。ただその分、頭に入らないのが欠点だと認識しました。それだからこそ多少疲れた頭脳には優しいのではとAmazonで全巻大人買いして届いたのが下の写真の段ボールに入った20冊です。この忙しい時期にどうしてこれを読むのかはちょっと不安は残りますが・・・。少し楽になったら虫眼鏡を使って読んでみようと思います。ささやかな楽しみ話しでした。