裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

製紙

2008年01月19日 | ひとりごと・日記
たまには、真面目に「ジジィ 寝た?」でなく「時事ネタ」でも。


「品質を落さないため、結果的に・・・」
ある意味、正しくて ある意味、間違っていた。

正しいと思う理由があるならば、尚更、
古紙の使用量について偽装する必要はまったくなかった。
カクカクシカジカこのような理由で、
古紙使用率を変えなくてはいけませんでしたって言えば良かったのに。

恐らく、他に理由があったのだと思う。

想像されるのは、古紙を使用することによるコストアップ?
企業の儲け主義が見え隠れする。(個人的想像の範囲)

誰に対して正しいのか?

地球環境? 顧客? 自社の利益?

「正しいか?正しくないか?」は、
相手によって変わってしまうし、結果によっても変わってしまう。
「勝って官軍」・・・正義の為の戦争と同じ理屈だ。

人は自分に都合の良いことが正しいと錯覚しやすい。

しかし「正しいこと」が存在しないと言う意味ではなく、
必ず正しいこと在るはずなのですが、
正しいことをするにも、やり方を間違うと、
それは間違いになってしまうのかもしれない。

コンピューターが発達して、電子化になれば
紙の需要が減るかと思いきや、
逆に、プリンターの発達で、紙の需要はより多種多様なニーズが
生まれ生産量は増えているという話を聞いたことがある。

とは言え、利益追求だけではなく、「地球環境問題」・・・
「製紙」会社の企業生命の「生死」が掛ってる問題だろう。(笑)

大手製紙メーカーの5社?6社?7社?くらいで、
国内シェア80%という話も吃驚でした。

大手企業でも競争力が働かない独占状態の業界は、
昨年来の個人経営の偽装事件と同じく、
体質の根底は似ているのかもしれませんね。