
山田洋次 監督作品で、主演が吉永小百合さんと、嵐の二宮さんに、「小さいおうち」に引き続き、黒木華さんも。
長崎の原爆を扱っていますが、反戦とか政治的なメッセージより
どこか恋人みたいな「母と息子」の感じが、
とても気持ち悪くて、とても気持ち良い感じで・・・
最終的に「パトラッシュ」じゃん!です。
ストーリーだけを追えば、暗~い話なのですが、二宮さんのカラッとした明るさが救ってくれつつ、
その明るさがとても悲しくもあります。
う~ん・・・「小さいおうち」も同じような印象だったのですが、
「単行本」って感じの映画。
ハードカバーでなく、旅先でも荷物にならず、寝っ転がって読んでも手が疲れない感じ?
それでいて、読み終わって、本を閉じた時に
胸の奥に「モゾモゾ」と何か虫みたいなのが潜り込んできた感じ。