裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

私を断罪せよ

2005年05月25日 | 音楽
最近、会社の先輩(教授)と「エロスとはなんぞや!」という
テーマでお昼休み対談していた。
(そういう話を会社の中でできる環境って珍しいと思う。ありがたや、ありがたや)

人の根源は、「エロ」なんじゃないか?

新しい文化が生まれる時もエロがあってこそ
普及しているような気がする。
絵画だって、書物だって、ネットだって、
最初の取っ掛かりや、面白いのは「エロ」でしょ?

「エロ=エロス」は、永遠のテーマなんだと思う。

もちろん、ロックも然り。
基本的に、
「お前が好きだー!I WANT TO YOU, I NEED YOU, I LOVE YOU!」
つまり、「やりてぇ~!」なんだと思ってた。

けど、ビートルズの「I WANA HOLD YOUR HAND」が、
日本では何故か「抱きしめたい」と変換されてしまう。
日本の「エロ」と本来の「エロス」はそんくらい違うんじゃないか?

という仮説に対し、教授は、
「実は本当の愛は「エロス」ではなく、「アガペ」なんですよ!」
と、切り替えされた。

「アガペ」とはなんぞや?

調べてみたら、ギリシヤ語で、愛というのは3つの意味があるそうな。
ギリシア語 3つの愛について

エロス(男女の愛)、アガペ(無償の愛)、フィロス(友情的な愛)。

更に引き合いに出されたのが、
フォークの神様こと岡林信康さん。

岡林さんはもともとクリスチャンだったようで、
一時脱出を試みるも、やはり根底にはキリスト教が流れる。
反体制の象徴、虚像化されてしまった過激なイメージがあるが、
岡林の歌には、「人が人を愛する 単なる男女の愛憎の愛でなく、
エロスでなく アガペの愛をどこかで 感じる。」
という評を見つけて・・・なるほ~どな~。

何が、「なるほど」なのかうまく説明ができないが、
なんか自分の中で合点がいったような気分。
ガッテン・ガッテン・ガッテン

自信をもって「わたしは、エロです!」と、
言っちゃってもいいのだと思う。

そして、平手打ちを一発くらい喰らっても、
「あなた、アガペですねー」と言ってもいいと思う。

さらに、「ね~ちょっと、僕とフィロスしない?」
と口説いてみてもいいかも。

目指せ!エロスなアガペでフィロスな男!

今、時代はエロ・アガ・フィロなのだ!

キタキタキターーーーーみたいな~。

エロ・アガ・フィロは日常ではちょっと・・・使いにくいな~

って抵抗ある人は、「愛と恋の違い」というのも、
たまたま、ラジオで聞いたので、
結婚式の挨拶にでも使ってください。(余計なお世話)

「愛」とは
心という字が真ん中にあり、「真心=まごこころ」

「恋」は下に心があって、「下心=したごごろ」だそうです。

これからのお二人は、恋から愛に変わっていけるように・・みたいな~

迷える子羊たちよ! 今日は、ユキヒロック教の教祖様からの
ありがたいお言葉を噛締めるように!

まずは、お布施から よろしく!!
いや、むしろお布施だけいただければ・・・(笑)

・・・今すぐ、私を断罪せよ! なのだ。

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